登場人物
・秋元廉也(第48軍司令官)
・南方軍司令部
・48軍参謀
南方軍司令部「48軍によるオリコン山脈越えは不可能ではないか」
秋元「不可能ではない、秘策がある」
参謀「48軍の動員可能兵力は多く見積もっても2500がせいぜい。寡兵過ぎてとてもオリコン山脈越えは不可能ではないか」
秋元「2500の兵が1人10枚のCDをまかなえば25000枚の売り上げが可能である」
参謀「具体的に1人に10枚買わせる方策がない。仮にチェキで釣って劇場で多くを販売するにしても1週間で25000枚のチェキ付きCDを販売する能力すら劇場にはない。不可能だ」
秋元「その25000枚は1人に1枚づつバラ売りした場合の計算である。たとえば10枚をセットとしてのべ2500人が1セットづつ購入したとすれば劇場の販売能力でもまかなう事が可能ではないか」
参謀「確かにそれであれば劇場の販売能力でも作戦実行は可能である。しかし25000枚でもオリコン山脈を越えるには数字が足りないと考える。一方的に戦力が損耗するだけでなんら益のない作戦だ。実施すべきでない」
秋元「48軍は何のための48軍であるか。それは48種類のジャケット違いCDを可能とするための48軍である」
南方軍司令部「どういう意味か」
秋元「48枚で1セットとなる同一内容のCDに2枚足して50枚ワンカートンのダンボールを2000セット劇場内に用意する。これを発売週に劇場に足を運んだ客のうちのべ2000人が黙って購入すればそれで10万枚/週の販売が可能である」
参謀「確かに計算上はその通りだが」
秋元「わが48軍が3ヶ月に1枚、シングルをリリースするとして、劇場に観覧に訪れる客のうち、のべ2000人のリピーターが黙ってにこれを購入するならば、48軍は必ずオリコン山脈を突破する事が可能となるはずである。これをジンギスカン作戦と名づける」
南方軍司令部「客の補給はどうするのだ。2500と言う数字は動かせない以上、同じ人間のみが永久にCDを買い続けることになるがそれは本当に可能なのか?」
秋元「そもそも兵力2500は劇場のキャパの最大値と公演回数から導き出されるリピート可能客の限界値から求めた数字である。したがって補給が続かず脱落した客の代わりは新しく獲得するリピーター客で補えばよい。48軍のリピーターになりたいと考える客は全国に無尽蔵にいるのだから、個別の客の補給途絶まで我々が考える必要はない」
南方軍司令部「了解した。そこまで言うならやらせよう」
参謀「(鬼畜だ。。。)」