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行く先不明の競馬blog

Softbank版のXperia XZ1にUQmobileのSIMを入れても認識しない件

競馬が調子が戻ってウキウキのbluetoneです。府中牝馬ステークスも締め切りに負けましたが、予想は的中!やはりサラキアは強かった!

それはさておき、現在、MVNOのSIMはOCN、Biglobe、HISモバイルの3種類を使っております。本当はmineoとIIJmioを契約したかったのですが、何ゆえか審査に通りません。なんでなんだろう。よくわかりませんが、現在ちょっとしたきっかけでUQmobileのSIMを試験使用しています。15日間、1日500MB使えるお試しSIMというやつ。

これを我が家のSIMロック解除済みXperia軍団に入れたのですが、なぜかSoftbank版のXZ1(701SO)だとSIMを認識してくれない。見た感じSIMを認識すらしていない感じ。当然UQmobileのAPNを設定しても何も変わらず。VoLTEからみのトラブルとみてAPNタイプにimsを設定しようとしてもなんと設定できないというダイアローグがでて設定できない始末。そこで、ほかのXperiaの場合、APNがどうなっているか確認したところ、SIMを認識する端末ではKDDI IMSというAPNが自動で生成されていることがわかった。このSoftbank端末ではそのKDDI IMSが自動生成されないのだ。

そこでAPNにKDDI IMSというAPNを追加してみた。これは非常に簡単で、ネットのどこにも転がっているのだが
(名前:ims、APN:ims、APNタイプ:ims、APNプロトコル:IPv4v6)
というAPNを作ってやる。設定して保存するのだが、APN一覧にこのAPNは表示されない。どうも、表示されなくて正解らしい。なぜなのかわわからない。

それで再起動して解決しましたというならこんな記事を書く必要もない(ネットに転がっている情報で用が足りる)ので、お察しの通り、こんなことではSIMを認識してはくれないのである。もうひと手間必要だ。

まず電話アプリから*#*#4636#*#*と入力してサービスモードに入る。携帯情報情報という項目をタップ。そうすると通信関連の細かい設定のできる画面に入ることができる。優先電話モードがLTE/CDMA suto(PRL)になっているので、これをLTEonryまたはLTE/TD-SCDMAまたはLTE/TD-CDMA/UMTSのいずれかに設定する。TD-CDMAはいわゆる4G+、UMTSとは3Gのことだ。その上で、モバイル無線電力のトグルをON-OFFする。数回繰り返すうちにアンテナが立ち通信ができるようになるはずだ。ここで念のため再起動すると、なぜかVoLTEアイコンが出現する。データ専用SIMなのだが、なぜかこれが出てくる。このアイコン、取扱説明書にも載っていない謎のアイコンである。

それはともかくとして、一度SIMを認識してくれさえすれば、あとは爆速である。UQmobileは昼の通信速度が20Mbps確実に出るためMVNOであるにもかかわらず非常に快適に使える。ただ、地方都市ではDocomoほど電波の入りがよろしくなく、地下でもないような屋内で平気で圏外になるのでメインには絶対にできないのが玉に瑕だ。もちろんこれはそもそものKDDI基地局がダメダメなのである。UQだけのせいでは決してない。

というわけで、無事XZ1でもUQmobileのSIMを使うことができるようになった。

ちなみに、比較使用したのは素のXZ(docomo端末)、XZ3docomo端末)である。我が家にはSIMロック解除済みのauはないのである。んで、電波のつかみなんかを比較すると、どうもこのSoftbank版のXZ1が一番いい。キャリア3社いろいろな独自通信仕様があるけれど、それぞれに相性があるのかもしれん。電波のつかみ具合はNetwork Cell info Liteを使った。これが一番使いやすい。

おまけ キャリア表示。KDDIではなくauと表示される。SIMのステータス表示は間違いなくKDDIなのに、なぜかキャリア表示はauである。おまえUQmobileじゃんと思ったり思わなかったり。

Microsoft Surface Pro 4を最新にするとタッチに不具合が生じる件

ジャンク漁りに余念のないbluetoneです。競馬はがみってばかりでよくありませんが、ジャンクも最近不具合品を引きまくって困っています。

ところで秋葉原には信じられないものが信じられない価格で売っているお店があります。正直、店名を書くのをためらわれるレベルの凄さなのでヒントだけ書くと、この連休中は1万円以上のジャンク品を2000円引きしてくれるお店です。ついでに言うと先日Iphone5を500円とか1000円で大量に売っていたお店ですね(根こそぎ買われてましたが)

今週もlet's note AX3を5000円で売っていて、とりあえず10台検品していいブツを見つけたと思ったら後ろの棚にさらに30台くらいあって魂を折られてしまって途方に暮れていた時、ふと目の前に明らかに高そうなブツが置いてあるのが目に入ったわけですよ。

Microsoft Surface Pro 4

これがなぜかSurface goのキーボートと合体した状態で10,000円で売られていたわけですよ。2000円引きだから実質8000円(税込み)
ざっくり状況を調べると、タッチの利かない範囲があるのと、ディスプレイドライバが当たっていない感じの二つの不具合があって、これはおそらくドライバのアップデートで治るだろうと踏んで購入したわけです。ACがなかったのでこれは別のお店で購入。こっちは1580円。

んで、普通にドライバを当てていったら途中でタッチが復活、続いてディスプレイドライバを何とかしようと思って再起動したら、タッチが効かなくなっていた。。。ここから必死になってタッチ関連のドライバと戦っていたのですが、いろいろやっていくうちに原因がわかりました。

ディスプレイドライバの不具合だった

ディスプレイドライバが現在の解像度を正しく引数として渡してくれないので間違った解像度でタッチ範囲を決定してしまうみたいで、セーフモードで立ち上げるとまったく問題なくタッチできることがわかりました。

んで、ディスプレイドライバを殺して、標準ドライバに置き換えると無事タッチが作動しました。これでタッチについては解決。


ネットで調べるとSurfaceのタッチ問題は有名で保証期間切れであっても交換で対応した事例もあるとか。でも、これ単純な引数の渡しミスというエラーなので、ドライバの手直しをすればよかったんじゃないかなぁ。。。

直す手順は
Intelのドライバを無効にする
勝手にマイクロソフト標準ドライバが入る
タッチ出来ることを確認した上で一度再起動
マイクロソフト標準ドライバで起動していることを確認
タッチが出来ることを確認
Intelのドライバを有効に戻す
タッチが継続して使えることを確認
このとき、何故かスタートボタンが死ぬので電源ボタンを押して画面スライドでシャットダウンするオプションを使用
電源ボタンを押してWindowsを起動させる
Intelのドライバのままタッチが有効になっていることを確認する

こんな感じ。Windowsをシャットダウンさせるときに絶対に再起動をかけてはいけない。再起動をすれば全ての設定が水の泡になる。間違えて再起動してしまったらIntelドライバを殺すところからやり直しになります。これ、純粋にドライバの不具合なので、タッチは直せても不具合まで直るわけではありません念のため。

なお、途中で突然Bitlocker回復キーを要求されてビビりました。入力後、すぐにBitlocker暗号を解除して、ついでにUEFITPMだか何だかをオフにしました。ドライブの暗号化マジ不要。

追記 副作用がありました。カメラが起動しません。顔認証が使えない! 困った。

XperiaXZがもっさりしていたのを改善した件

CCコネクトさんがボーナスもらった人々をターゲットにXperiaのやっすいやつを毎週大量に出してくださっている。そこで、いい加減死ぬほどもっさりしていたXperia Z3 compactの後継機としてXperia XZを購入した。ジャンクということだったけど、素人である自分には不具合の理由がわからないシロモノ。

使ってみた。

Z3compactと重さが変わらん!

石もそこそこ悪くないし、メモリも3GBだし、ここまで重いのはおかしいと思ったが、ロック解除はもたつくし、スクロールはガタガタ以前にしばらく待たないと開始すらしないし、とにかく挙動がおかしい。

そこで比較対象用としてXZsとXZ1を購入した(cyoマ

XZsはXZのハードウェアにメモリを1GBだけ足したような姉妹機(上位機種はXZ premium)、XZ1は石が高速化しさらに内部ストレージが64GBに拡大した正統後継機。ちなみにいろいろな観点からau版とsoftbank版を購入した。

比較
XZs。。。速い。すべての挙動が普通に速い。重たく感じる部分はどこにもない。
XZ1。。。ものすごく速い。普通というより積極的に動作が軽いと感じられる。少なくともiPhone7よりは軽い。

というわけで、DoCoMo版のXZs買って終わりにしようと秋葉原に行ったけど、保護ガラス浮きの物しか見つからなかった。イオシスでセールやってたけどXZで、XZsじゃなかった。仕方ないので設定で改善できるかどうか試してみた。

CPUがそもそも違うXZ1は比較にならないので、XZsと比較した時にハードウェア的に違うのはまずメモリ量だ。XZは3GB、XZsは4GB。キャリアの余計なアプリをくっつけられた国産スマホは起動しただけでメモリをドカ食いする。CPU-Zを使ってメモリ使用量を調べると、使っているメモリはほとんど同じため、残量がストレートに1GB違っていることがわかった。

どうもいろいろいじくって挙動を見ていくとXZは物理メモリの残り容量がが1GBを切るとOSで使っているメモリをストレージに退避させて空き容量を作っているようである。せべ手の作業が一度メモリにデータを読み込んでから同じ作業を繰り返すと楽々動くので、本来物理メモリ上にいなければならないサービスの類を再読み込みしなければならないためにロック解除やスクロールと言った動作がもたつくと見当をつけた。

rootを取っていればやるべきことは簡単でキャリアアプリをすべてキルしてしまうことが最善解なのだが、一般的にキャリアアプリはユーザーの不便に構わず勝手に起動し貴重なメモリに常駐してしまう。そもそもandroidは素であればメモリが2GBあればサクサク動くのであって、3GBもメモリがあるのに動かないというのは致命的な設計ミスである。極端な話、中華androidなんかメモリ1GBでも動いている。3GBで動かないというのはおかしい。




そこで開発者向けオプションで「アクティビティを保持しない」を有効にした、これは何かというと、バックグラウンドに回ったプロセスをキルする設定である。この設定を有効にすることで使っていないアプリが占有していたメモリは常に解放される。

CPU-Zで稼働中のメモリの空き容量を調べると、空き容量が1230MBまで増加した。およそ4割強の実メモリが常に待機状態になることになる。しかもこの空き容量は、実メモリから「本来は実メモリ上にいなくてはならない」プロセスを退避させて得られたものではなく、それらのプロセス込みの空き容量である。メモリ4GB機ほどではないものの、それでもそこそこの実メモリを確保することができた。この設定をしないと実メモリは気が付くと700MBくらいまで落ちている。あとはもうガタガタな動作が再起動するまで続くのである。

ついでにGPUレンダリングを「使用する」に、各種アニメーションスケールをX0.5に設定した。ここは見た感じのサクサク感とのすり合わせなどの項目なので適宜設定する。

この結果、がたつきは無くなった。不自然さを感じないところまでは動作するようになった。ついでにバックグランドプロセスの上限も4にしてみた。

というわけで、ヌルヌルサクサクとまではいわないまでも、なんとかXperia XZを「使いたくないとまでは思わない」ところまでサクサクにすることができた。やっぱりメモリがないといかんともしがたいな。。。



追記 開発者オプションの高速化オプションの中に「HWオーバーレイを無効」という項目があることに気づいている方も多いと思う。これ、スクロールのスムーズさに直接聞いてくる設定で、調べた限りXZ1はHWオーバレイを無効にされてしまうとスクロールがガタガタになって使い物にならなくなる。設定してその場でスクロールして、変化なければ設定せず、動作が改善するならONに、がたついて使い物にならなくなったらやはり設定しないとするのが良いと思う。ほとんどの場合変化はないと思うが、効いてくる機種もたしかにあるので設定時に挙動の検証が必要である。

追記 メモリが足りない件、Chromeの場合、タブを二枚開くともうスクロールがガタガタになることを確認した。タブは常に1枚のみで使うとまぁ、サクサク。

Windows 10のアップデートはなんとかならないのか

Q552/Eのアップデートが上手く行ったので、今度は放置していたQ550のアップデートに着手。これは552用の電池欲しさにゴーストタップの出る不具合品を激安で入手した物なので、ブツとしての存在価値は無いにひとしい。のだけど、やはり、延命はしてやりたい。親心。

 

ゴーストタップが出るとうるさいので、最近入手した優れものグッズ、ワイヤレスキーボードアンドマウスを装着。デバイスマネージャーであらかじめN-trgのタッチドライバを無効にしておく。ドングル一個でマウスとキーボード両方が接続できるので、550のようなUSB端子が1つしかないタブレットで大変重宝するのだ。近年最高の装備更新だと思った。

 

それで普通にアップデートしてみたのだが、どんな入り方をしてもインストできない。不具合があるので元に戻しますと表示されて終わってしまう。

 

調べると具体的にはSAFE_OSモードでの起動に失敗しているらしい。Windows10のインスト時の再起動には三段階の起動が行われるが、その初手の再起動で失敗してしまうようだ。さらに具体的に書くとWindowsPE環境での起動に失敗しているらしい。

 

それはそれで仕方ないのだが、Windows 10、すでに失敗しているにもかかわらず、執拗にアップデートを試行しようとするのだ。全部失敗!

 

これなんとか止められないだろうか。裏でリソース食われすぎて、何も動かないよこれじゃ!

Windows10のアップグレードで富士通STYLISTICQ552/Eのタッチ機能が死んだ場合

しばらくSTYLISTICQ552/Eを放置していたら、Windows updateのところに「現在のOSのサポートは終了したのでアップデートしてくれ」という表示が出ていた。確認すると、現在のWindows10のバージョンは1809。画面上は1809のセキュリティアップデートと、1903へのアップデートが表示されている。一足飛びに1903にできるのかな?と思いきや、セキュリティアップデートほかの大量のアップデートを先に済ませないと本丸には進めない。1903のアップデートが済むと続いて1909へのアップデートが案内されているので素直にクリック。まったくインストールが進まない。。。

さて、とりあえず1909のアップデートが終わったような感じなのでつかってみようと思ったら。。。

タッチが反応しない

マウスをつないでデバイスマネージャを確認するとN-trigのペンドライバに△印がついている。中を見ると「問題が生じたので作動を停止しました」との表示が。おそらくWindows10のこのバージョンと何かの相性が悪いのかもしれない。N-trigのドライバとして非常に古いドライバが入っているので、さらに新しいドライバを入れてもいいと思うのだが、はっきりいってこのタブレットにそこまでするのはめんどくさい。

N-trigのタッチドライバはデバイスマネージャをよく見てみると基本的なタッチ機能をつかさどるドライバと、マルチタッチをつかさどるドライバの二段構成になっていることがわかる。とすると問題になっているドライバに制御を渡さなければタッチ機能は失われないと考えられる。

デバイスドライバーでペンドライバとマルチタッチドライバを右クリックし「デバイスを無効にする」を選択、再起動。するとタッチが復活した。おそらくペン入力とマルチタッチは死んでいると思うけど、そこまでする板じゃない!

というわけで、次の2020May updateに対応できるがどうかわかりませんが、何とか延命に成功したQ552/Eなのであった。

ピーチスキンにシッカロール

シリコン仕上げでもべたつきがやや残っている我が家のThinkpad。そこで最終手段であるシッカロール処理を決行した!

準備するもの
・シッカロール。。。薬局で一番安い奴を買った。300円台。
・ウエットティッシュ。。。とりあえずアルコール入り除菌タイプを持ってきた
・マスキングテープ。。。僕はもともと写真屋上がりなのでパーマセル一択。
・100均で売っている平たいハケ。用途は何でもいい。
・前回使用した車内用クリーニングシート(シリコン入り)

手順
①まずマスキングテープでThinkpadのサイドと天板とキーボード部分の間の隙間をふさぐ。底の換気口も塞いだ方がよい。
②次に、風呂場に行き、浴槽のふたの上にThinkpadを置く。この手順を無視するとあとでシッカロールの処理に泣く。
③シッカロールをハケを使ってまんべんなく天板に塗る。塗り終わったら余計なシッカロールをブラシで払い落す。
④シッカロールが劣化した天板の水分を吸うのでしばらく待つ
⑤30分程度放置したら、ウエットティッシュで余分なシッカロールをふき取る。この時、埋まってしまっているThinkpadのロゴをきれいにしてやる。
⑥乾燥したら車内用クリーニングシートで丁寧に拭き上げる。この時、前回は場所によって濡れ方が異なっていたが、その現象が消えていることが確認できた。
⑦落ち着くまでしばらく放置する。
⓼乾燥したら柔らかい布で仕上げぶきする。

これで完了。これでべたべた感はほぼ一掃できた。一週間たっても効果に変化はない。天板がべたつかないのでとても気持ち良い。

注意点
この状態であっても手で触れば当然汚れる。残念ながら仕上げ拭きで表面をコートしている関係上、無水アルコールや精製水で清掃することはできない。またべたつきが戻ってしまう。以降の天板のクリーニングは手順⑥の車内用クリーニングシートを使わなければならない。ここだけが注意点。

実は新しくE430Cを買ったのでこれに同じ処理を施そうとしたのだけど、なんとCタイプはコストダウンのために天板のピーチスキン塗装を廃止していた。なんてこった。


あ、風呂場がシッカロールまみれになるので、シャワーで洗い流してください。風呂場じゃないとだとこれできないから詰むよ。詰むよ。

Thinkpadの天板とクリックボタンのメンテナンス

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(注 ここで対象にしているのはThinkpad E530ですが、同じ仕様のThinkpad全般に適用できるものです)

ボーナスも10万円給付金も来ないので手持ちのThinkpadのメンテナンスに命を懸けているbluetoneです。
E130とE530の天板とキーボードをメンテナンスしました。

E130。。。ジャンクのX121eを購入して明るめの液晶とピカピカのキーボードをはぎ取って移植。これはこれでよいのですが、意外に共通部品が少ないことに気が付きましたわ。特に底板は微妙に形状が違うので移植できません。底板を探している人は互換性がないので注意。金はXシリーズであるX121eのほうがかかってる感じ。E530同様に天板のピーチスキンがべたべたなのでメンテナンス。天板の移植は配線が多いのでなんか嫌なので断念。

E530。。。天板のピーチスキンがべたべたなので対策。また左クリックボタンがへたっているのでここをメンテナンス。ちなみにE520のキーボードとは互換性がない模様。


さて、Thinkpadのメンテナンスでみんなが困っているピーチスキンのべたつきとクリックボタンのへたりを解決するぞ!


ピーチスキンのメンテナンス
用意するもの:ダイソーの車内ツヤ出しクリーナーシート 厚手タイプ(21枚入り)
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Thinkpadの天板に使われているピーチスキン塗装はウレタン塗料を吹き付け塗装したもの。したがって扱いによってはウレタン樹脂が加水分解によって劣化
独特のべたつきを持つことで有名。加水分解というのは要するに分子間結合によって塑性を保っている樹脂の分子とH2Oが結合し、結果として樹脂の分子鎖を切ってしまうために塑性が失われる現象のことを指す。ウレタン分子の分子鎖は比較的簡単に切断しやすく、H2O結合(加水分解)だけでなく熱によって分子鎖を切ることもできる。この性質を利用したのがコイルなどに用いられるポリウレタン銅線である。リッツ線のような複雑な構造の銅線であってもすべての被覆を排除してはんだを乗せることができるのはこの熱による分子鎖の切断というポリウレタン樹脂の性質を利用したもの。半可通な自称マニア様が(自主規制

原因がウレタンの加水分解であることはわかっているので、劣化するまでの対策として「水拭きしない」は絶対。無水アルコールでふきふきするのが良い。または清掃はあきらめるという手もある。我が家のThinkpadでピーチスキン塗装になっている機体は4台あって、劣化との関係でいうと
X121e。。。劣化せず
E130。。。劣化
E520。。。劣化せず
E530。。。劣化
なんと古い機種のほうが劣化していないという結果になっている。もしかすると素材に違いがあるのかも知れない。劣化していない天板は適度な吸いつき(ウレタン塗装の専門用語でタック感というらしい)と、はらっただけでほこりが落ちる特徴があるので、汚れていない限りは乾いた布で乾拭きすれば長持ちするのではないかと思ったり。

それは置いといて、劣化してしまった天板はべたつくし、見た目ドロドロだし、なによりも部屋に漂うチリやほこりが大量にくっつくので非常に汚らしい。水拭きなどでほこりを取り去っても乾燥するそばからほこりがくっつくので通常のクリーニング行為にはほぼ意味がない。

このThinkpadの天板問題は日本だけではなく高湿度環境の各国、そして、天板を水拭きしちゃった全世界のユーザーの頭を悩ませてきた。ネットをいろいろと検索しても様々な手法が紹介され「きれいになりました」「まったくきれいになりませんでした」「よけいきたなくなりました」と評価はバラバラという混沌とした状況で決定的な解決策は見つかっていない。これはおそらく扱った天板の劣化の度合いに個体差があるためではないかと思うが、一番効果がありそうなのは「天板の上からクリアラッカーを吹く」である。さすがにそれはやり過ぎだと思うので(そもそもクリーニングじゃない!)もう一度原理原則に立ち返り簡易的な清掃手法がないかを検討した。

ウレタン塗装というものは別にThinkpad天板専用の特殊な塗装ではなく、一般的には布に吹きつけることでフェイクレザーにしたり、ビロード感を出したりと衣料品に使われて身近に存在している。また、自動車の車内の塗装はウレタン塗装されている場合が非常に多く、ダッシュボードやシートの表面などの質感演出に役立っている。

そこで、自動車のクリーニング用品の中からウレタン塗装の保護艶出しを売りにした「車内ツヤ出しクリーナーシート 厚手タイプ(21枚入り)」を選び、これで天板をきれいに拭き上げてみることにした。これまでの乱暴な清掃実験によってかなり天板が荒れているので、なかかなか艶出し成分が乗ってくれない。あとでわかったことなのだけど、簡単に艶出し成分が乗って「濡れ」感が出る範囲は劣化の進行度合いが激しいようだ。安いものなので何枚も使って天板全体が艶出しのシリコン成分が行きわたるようにする。放置して乾燥すると最初は拭きムラがかなり残るので汚く見えるが、そこにさらに清掃をかけると均一な仕上がり感を得ることができるようになる。この状態で一晩放置しよう。

結果 部屋の中に漂っていたほこりを吸いつけなくなった!乗っているホコリも手で払えば簡単に落とせるようになった!少なくとも外観が汚らしくなくなった!成功だ!

というわけで、めでたしめでたしで終わればいいのだけど(そういうblogはよくある)、実際には元の桃肌感が完全に戻るということはなく、若干強めなタック感は残った。また、なぜか天板の周囲に額縁状にべたつきが強い部分が残った。また、そもそもが艶出し成分でべたつきを抑えようという試みなので若ろ干の反射照り返し感が出るようになった(これは次第に消えていく)

本当にこれで成功なのかよくわからなかったため、この状態で今話題の次亜塩素酸ナトリウム水溶液(要するに水で薄めたキッチンハイター)で表面を水拭きしてみた。すると見事に悲惨なべたつき感が復活!水拭きしていない天板と比較すればその効果は歴然!再びシリコン仕上げして適度なタック感を復活させた。キッチンハイター使用を推奨しているblogあるけど、あれはどういう状況なんだ!?あと、激落ちくん使うと表面荒れるからやめた方がいいよ!いいよ!

このあと、シッカロールでベタつきを抑えるという究極の対策もあるらしいが、精密機器に微粒子状の異物入れるの怖いよ!怖いよ!

今のところ、このシリコン艶出しクリーナーシート仕上げが一番効果あったのでこれはおすすめ。ほかにも使えそうなカー用品あると思うので物色中。あと、家具の保護艶出し用品を検索中。


クリックボタンのメンテナンス
人はなぜThinkpadを使うかと言えば、それは1も2もなくトラックポイントを使いたいからだ。タッチパッドだの、マウスだの、そんな非実用的なものを使うのはナンセンス!遊びでPCを使うならともかく、基本的にキーボードから指を離したくない人類としてはトラックポイントがなければ仕事にならないのだ。ちなみにPC98時代にはそういういいモノがなかったので、ファミコン風に手元で使えるタイプのパッドコントローラを使ってマウスポインタを移動させていた。いくら90年代とはいえマウスなんか使うわけないだろ!

それはさておき。トラックポイントをマウス代わりに使うためには何らかの方法でボタンをクリックする必要がある。そのためにIBMが開発したもの、それがクリックボタンだ。Thinkpadキーボードのスペースキーの下に3つのボタンが見えると思うが、これを「クリックボタン」という。ちなみにタッチパッドに同じ機能を持たせたものがあるがあれは「クリックパッド」と呼ぶらしい。

このクリックボタン、なにが悩みの元かというと、均等にへたっていかない。マウスと同様に左ボタンのクリック感が失われて行き、やがて押しても反応しなくなる。センターボタンや右ボタンがまだ元気でも左クリックが効かなくってキーボードを交換した人は少なくないはずだ。なぜそうなるのか。

クリックボタンのメンテナンス方法がネットに転がっていないからだ!

実はクリックボタンのメンテナンスはキートップのメンテナンスより簡単だ!なのに簡単すぎるせいか意外に紹介されていない。紹介されていないためにどうやって分解したらいいかわからないし、分解しても組み立てられるかわからないし、分解したところでなんとかなるのかどうかもわからない。仕方ないから中古のキーボードを買って交換する。そんな感じになっていないだろうか。

キーボード交換できるほどのメンテナンス力があるならクリックボタン直す方が簡単!絶対に確実!

クリックボタンは実は2つのパーツで構成されている。「ボタン」「サスペンションゴム」この2つである。キートップが「トップ」「パンタグラフA」「パンタグラフB」「サスペンションゴム」の4パーツが複雑かつ繊細に組み合わさっているのとは対照的な構造と言っても過言ではない。キーボードへの固定はただの「はめ込み」による。パーツを折ってしまわない限り必ず外れるし、必ずはまる。キートップの分解とは全く勝手が違うということを頭においてほしい。クリックボタンのクリック感の劣化はこのうち「サスペンションゴム」のへたりによって生じる不具合であるから、これを交換することで改善することが可能だ。サスペンションゴムの固定はさらに簡単で「固定されていない」ただ載せてあるだけなので交換は自由にできる。

IBMのエンジニアは天才だと改めて思う。

しかし、サスペンションゴムの劣化が原因だとわかり、交換によって改善されることがわかっているとしても、補修部品が手に入らなければどうしようもないではないか。この部品はThinkpad共通ということは決してなく、同じキーボードであれば共通だが、他機種で互換性のないキーボードの部品はサイズも色も違うので流用できない(色は関係ないか)入手が容易なトラックポイントのゴムとはわけが違う。FRU番号を調べてLenovoに注文するのは大げさすぎる。ではどうするか。

修理方針は単純だ。一つのキーボードにつき2個の補修用サスペンションゴムが装備されており、それと交換するのである。それはどこにあるのか。

答え 補修用左ボタンサスペンションゴムはセンターボタンと右ボタンの下にある。

最初に書いた通り、クリックボタンは左クリックがまず死ぬ。右クリック、ましてやセンタークリックはほどんど無劣化で初期状態を維持していることがほとんどだ。だから、使わないボタンのサスペンションゴムと劣化したゴムを入れ替えればいい。3ボタンともに同じクリック感がなければ使用上の問題がある場合はこの限りではないが、ほとんどの場合センターボタンに軽快なクリック感は必要がないはずだ(押しっぱなしで使うものなので)

方針が出たならあとは作業するだけだ。所要時間は3分。

step1 キーボードを本体から外す。2本から4本のねじで止められているのでそれを外してキーボードを外す。外せない場合はそのままでもいいが、センターボタンが分解できないので無理に分解しようとしないこと(破損する)

step2 左右いずれかのクリックボタンの手前側から「めくる」ようにしてハメこみを外す。おおむね2個のツメではまっている。乱暴にせず丁寧に力を入れて「めくるよう」に外す。キートップのように全体を真上に抜くことはできないので必ず「めくる」(無理に真上に引き抜けば奥側のレール部分が必ず破損する)

step3 センターボタンは左右ボタンと上下逆の構造になるため、奥側から手前に持ち上げるようにして外す。この時、センターボタンのレール部分は非常に繊細なので慎重に作業する。また、キーボードを本体から外さずに作業する場合はセンターボタンは外せないのでロックを外して持ち上げるだけにしておく(無理に外そうとしてもタッチパッドが邪魔になって構造的に外れないので必ず破損する。外したければキーボードを本体から外すこと)

この作業、キーボードの天地をひっくり返して作業すると簡単に行く。また、本体からキーボードを外さないで作業するときは、精密ドライバのマイナスの先端などを使って隙間から慎重にめくるようにすること。本当に単純な構造なので必ず外れると信じて作業すること。ただし構造的に間違った力の入れ方をすれば「必ず」破損するので十分に構造を頭に入れてから作業する必要はある。

step4 ボタンを外した後にサスペンションゴムが見えるので、まず劣化した左ボタンのゴムをはずしセンターのゴムと入れ替える。右はそのままとして一度左右ボタンをはめてクリック感を確かめる。しっくりこなければボタンを外して今度はその状態で左右のゴムを入れ替えてみる。ボタンをはめてクリック感を確かめる。それでもしっくりこない場合、サスペンションゴムが上手くはまっていない可能性があるのでボタンを外してゴムの位置を確認する。クリック感に満足したら、左右ボタンを外し、センターに左ボタンのゴムをはめてボタンを戻す(この時、念のためクリック感を確かめて位置ずれがないか確認するが、しょせん劣化したゴムなのであまりクリック感にこだわらないようにする)左右のボタンを元に戻す。センターボタンを最初にはめることさえ守れば左右はどちらが先でもよい。

step5 キーボードを本体に戻す。クリックがきちんとできるかどうかPC上で確認する。

これで完璧。次に左クリックが劣化したら、同じ手順で右ボタンのサスペンションゴムと入れ替える。それもダメになったら、そこがキーボードの寿命だから、中古のキーボードを買って入れ替えよう。中古なので必ず左クリックがへたっているはずだから、組み立てる前にサスペンしションゴムを入れ替えておけば新品同様の左クリック感で使うことができるはず!

だって、ゴム交換でクリック感が復活すること知ってる人、驚くくらいいないから、すべてのゴムを使い切ってる人、まず世の中にいないもん!

というわけで、Thinkpad特有の難問と言われる天板のべたつき、右クリックの劣化は解決できることがわかりました。あと、トラックポイントの使用感の劣化対策ですが、これ、赤ゴムを交換すれば治るし、ネットで4個入り500円くらいで売ってる時代になったから工夫で治す必要なくなっちゃったので省略。

ではまた。