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行く先不明のパソコンblog

systemdは重いのか?

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと嫌われ続けているsystemd。開発者とLinux財団の確執のうわさも聞くけど、現在ではほぼデファクトスタンダードの地位を確立した。ほとんどのディストロでsystemdを採用している。が、一部でsystemdフリーを謡うOSもあって、このblogでべた褒めしているantiXや、devianのsystemdフリー版のdevuenなどが一般的なsystemdフリーOSとなっている。
で、嫌われるからには何か理由があるわけで、個人的にはsystemdフリーをうたい文句にするantiXが高速軽快なので、systemdは便利だが重い、のかと思っていた。

ところがPeppermintOSが重い重いubuntuを捨ててdevianベースのOSに生まれ変わり、ついでにdevuenバージョンも出ていたので同じ環境で比較してみた。あくまでも体感での比較になるが
テスト環境
HP t520 Flexible Thin Client
CPU GX-212JC SOC with Radeon R2E Graphics 1.2GHz
memory DDR3L 8GB
USB 64GB

OSインストール先は64GBのUSBだがリード400MBを謡う高速メモリなのでHDDやeMMC使うくらいなら絶対にこっちおすすめ。16GB環境にインストールできるらしいが、今回は余裕を見て64GBドライブを使用した。

で、結果。debianベースのほうがきびきび動作する。OS自体の動作とSystemdの有無は関係ないっぽい。というかあったほうが速い。antiXのあの動作の高速性はsystemdふりーとはかんけいがないということがわかた。

追記 じゃあ、PeppermintOSは軽量で高速なOSかというと、この高速性は潤沢なメモリに依存していることを忘れてはならない。開発者のコメントでは「メモリ16GBでうちでは動かしてるよー」とのことなので、おそらくメモリ2GB環境では笑えるくらい動かないに違いない(それPuppyLinuxやLinuxLiteとかでさんざ見たw あくまでもCPUに対して優しいOSであるということ。いや、このGX-212JCと言う石はいにしえのAMD E-450よりも非力というすさまじいスペックの石で、通常1.2GHzで動作し、ターボブースト時1.4GHzで回るという、そんなターボブーストありかよというとんでもない石なのであった。

それでGoogleChromeが軽快に動作し、youtubeの読み込み待ちを感じさせない速度が出るんだから、PeppermintOS、条件さえそろえばとんでもない高速OSだったわこれ。。。