Talkin’ about !!!!!!!!!!!!!

行く先不明のlinux blog

The CRY!/Prince Lasha Quintet Feat. Sonny Simmons(Contemporary)

スイバケで疲れたので息抜き。ジャンルというのは恐ろしいもので、たぶん、JAZZに興味のない人からすればこういう音こそ「曲ごとに何の差異もない」アルバムに聞こえるに違いないと思う。


Contemporaryは元々オーネットもセシル・テイラーも所属していた、名門”フリージャズ”レーベル。しかし西海岸独特の「軽薄短小」主義が災いしたのか、成果のすべてをすべて東海岸に持っていかれたかわいそうな結果になった。そのContemporaryにしては珍しいフリー系の1枚。リーダーはともかく、ソニー・シモンズとゲリピーの参加が目を引く。内容は西海岸らしく特に考えもなしに典型的な「フリー/アバンギャルド」系のサウンドで演っているだけ、という感じなので聞き流しつつblogを書くときなどに最適かと。