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行く先不明のlinux blog

OMV7インストール中にDHCPv6でアドレス取得中にハングアップする

IODATAの業務用NASのガワを購入したので、11月の3連休でOMV7をインストールしようとしてドはまりした。。。

症状はネットワークアドレスを取得しようとするとそこでハングしてしまうという有名なバグで、これは手動でIPを振ればよいという回避策があるのだが、実際に起きたことは

「固定IPにするとネットワーク内で疎通しなくなり、どことも通信できなくなって詰む」

というものだった。繰り返し最後まで進まずに終了させていたところ、USBメモリを2個も飛ばしてしまった。。。そのうち一個はもう入手困難なSANDISKの金属製のドングルメモリだったのでダメージデカすぎる。。。。今のぺなぺな奴はすぐに破けて使いものにならなくなる。

これは原因は恐らくJ-com謹製のルーターがタコで、固定IPを振ったPC
は「俺が振ったアドレスじゃないから知らんし」という態度でルーティングを拒むらしい。稼働中のNASで試しに固定IPを設定してみたら同じ現象が起きて宅内LAN環境からサーバーが消えてしまった。すごいタコるーたである。


解決策
固定IPを使う場合、DNSには一般的にデフォルトのゲートウェイと同じアドレスを振るものだが、タコルーターDNSサービスの提供を拒絶するので、ここでパブリックDNSを振ってあげると見えるようになる。

GoogleDNSであれば、8.8.8.8と振ると宅内でも該当PCが見えるようになる。

この仕様は謎でわけがわからん。気が付くまでに2日かかった。

その間にTrueNAS立ち上げちゃったけどこれどうしようか。。。。

解決策2
LANケーブルを抜いた状態でインストールを始めると、DHCPv6のアドレスを取得しに行かず、素直にDHCPのアドレスを自動で取得しに行くフェーズになる。この時にすかさずLANケーブルを接続するとIPの自動取得に成功して以降の作業ができるようになる。

これもいい感じ。正直どっちでも行ける気がする。この場合は後から固定IPに変更する手間がかかるが、サーバーなのでこの手間はかけておいたほうが後々楽。

追伸
いろいろとトラップの多いOMV7のインストール手順だが、一番極悪なのは「インストールが完了したのでメディアを抜いてください。再起動します」と表示が出た後もインストール作業が続くやつである。信用してメディア抜いたら立ち上がらなかったので、再度インストールする際に自動でリブートがかかるまで放置してみたら「メディアを抜け」の後も延々とインストール作業を続行していることがわかって唖然とした。

これやっちゃいけないトラップだろ。ぷんぷん。

おまけ
プラグイン増やすためにOMV-Extrasというのをインスコしないといけないのだが、これが曲者で、sudoやsuではインスコできない! 必ずrootでログインしないといけない。これも何かおかしい気がするなぁ。。。ほかのインスコも見てると「そんなファイルやディレクトリはない」「書き込み権限がない」をいっぱい吐いてるんだけど、必ずしもみんながみんな、rootでログインするわけでもないだろうになぁ