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行く先不明のパソコンblog

レス

今のCDの音質だって「16bitデータ>アップサンプリング>D/A変換」とピック部からD/A変換部までの間で単純なジッター追放処理を入れることで(クロックだけ別に作って送って変換部で信号と同期させてやる)で、音質的には充分問題ないところまでいく事が大まかわかってます。で、こんなのはその処理をしてくれるカスタムLSIを一つ作れば済むこともわかってます。でも、もうその投資に見あった販売を見込めないのでみんな二の足を踏んでいるという…ご家庭でそれを実現するのにはCDP以外の投入で40万くらいの投資が必要だという…それじゃアナログよりぜんぜん金かかるじゃん!

フィリップスの選別品(デジタルなのに選別品ってなんなんだよ(^o^;)だの、いまだにバーブラウンの10年落ちのICとか使ってる場合か!とか思いますが、結局、CDという規格は高音質化ではなく低価格化へ走った結果、なにも生み出せないまま死に体になったのかなぁ、という気がします。つーか、NHKやデノンの技術屋がPCMを開発してテープメディアで録音してたころに「これじゃレンジが足りん」とか「アナログには滑らかさで負ける」なんて話は出てないわけで、現場レベルで「2トラ38」よりも音質的な優位があるという判断があってGOサインが出てたのに、その素性のよさは最後まで民生レベルに降りてこなかったという失望感が大きいです。

SACDになれば高音質化する、というんだけど、CDですらまともに高音質が出来なかったのに、入れ物だけSACD持って来たって家庭レベルでその素性のよさを発揮できるような場があんのかよ、という感じが強いですね。

マルチchオーディオについてはですねー、70年代の4chステレオ盤がやっと本来のフォーマットで出てくれるのかなぁという期待があるんですよぉ(爆

でも、2chオーディオでさえ扱いかねるのに、マルチchなんて扱いきれるわけねー、という気分はありありですよね(^o^;