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行く先不明のlinux blog

白い風/ももいろクローバーZ

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ももいろクローバーZの4枚目のシングル。ここまで1コインシングル2枚、通常リリース1枚、限定盤1枚というほとんどまともなリリースをしないももいろクローバーZ、今回はどんな内容に?

白い風。。。安っぽいJ-POP。ここまで安っぽいJ-POPはももクロ史上初。特にサビの「どっかで聞いた風」感は、コレまずいでしょ?と書いて差し支えないレベル(厳しいこと書いてません。聞いたまんま) イントロのピアノに続きて安っぽいエレキがじゃじゃ~んとなった瞬間に次のトラックに飛ばしたくなる。きみゆき、キミノアト(傑作!)と並べちゃ失礼なくらい手を抜いた安J-POPの珍曲。よくコレリードトラックにしたなぁ。。。っていうか、コンペでよく通ったなコレ。とにかくエレキ主体のリズムが安っぽくって死ぬ。

We are UFI!!。。。前山田印のTVタイアップ楽曲。TX系「ウレロ☆未確認少女」主題歌。前山田作品らしい凝ったトラックの連続に唸らされる。とにかく良く出来てる。曲全体としては「ももクロの曲じゃない」カラーに仕上げているのがさすが職人前山田。逆に、ももクロの曲じゃないのでそういう期待からは外れるという変化球。コーラス部までの短い部分で鳴るディスコ調ストリングスがももクロ曲との差異を際立たせて興味深い。

サンタさん(–DJ Taku's Christmas A-men Breaks-)。。。m-floの☆Taku Takahashiによる高速ブレイクビーツremix。ボーカルをケロらせている部分の浸すら沈んでいくベースラインがさすが☆Taku Takahashi。原曲の形を保持している部分が結構残っており、コレは邪魔。もっとバラバラに解体して欲しかった。「れにちゃんのちょっといいとこ」あたりで若干ドラムンになるのもかっこいい。クラブ音楽がどうのこうのいう以前に、こういう曲をもっとももクロは(バリエーションンを増やすために)増やすべきだと思うのだが、ちょっと白い風方向に曲は揃いすぎているのが気になる所ではある。尺は短い5分ちょい。最低8分くらいは欲しかった。

サンタさん(–Bloody Christmas Version-)。。。最初強烈なデスメタル調のたラックを書いて持って行ったら「こういうのはちょっと」と納品拒否されたというNARASAKI作のメタル調remix。ウワモノがそのまま残っているため途中まで上下バラバラなまま進むが「れにちゃんのちょっといいとこ」あたりからNARASAKI節全開で突き抜けるw 途中で終わってしまうというオチも楽しいw 何があったw>NARASAKI

白い風(カラオケ)。。。J-POPのカラオケ。80年代のポッキーのCMソングみたいな作りのトラックである。

We are UFI!!(カラオケ)。。。前山田の凝りに凝ったトラックが存分に聴ける本CDのハイライト! とにかく聴きこむベし。前山田天才説がまた更新された。キャサリンのパートのバック、何考えたらこんな音になるんだ一体!

おすすめ度。。。☆☆☆(リード曲がヒドイという地雷盤。さすがの☆Taku TakahashiリミックスのM3、前山田の凝ったトラックが唸るM5が素晴らしいだけに、リード曲が全然ダメというのはかえすがえすも残念。キングさんになってから楽曲の弱さが気になるももクロだけに、もう主腰頑張ってトラックを作って欲しい。白い風レベルが通用するのはAKBとかその周辺までですよ。自分たちのライバルがどんな水準の音を鳴らしているのかもう少し考えてもらいたい。マジで)