銀河英雄伝説の舞台化第二弾。第一章は帝国篇として本伝1、外伝2を上演。今回は第二章として自由同盟側、すなわちヤン・ウェンリーを主人公に据えての物語。
感想 アカン。だめだこりゃ。多く書きたくないくらいダメで酷かった。途中から始まって途中で終わる。筋もドラマもない。ただの原作パッチワーク。
ラインハルト篇が始まりから第一期(アニメね)ラストまでキレイに走ったのに対して、こっちは2幕も使って、イゼルローン要塞攻略戦とその周辺(アスターテ星域会戦が冒頭にチラッと出る)だけやっておしまいという締りのなさ。いや、2時間半もらってこれはないでしょこれは
冒頭、地球教らしき人々の集団が出る割に、物語に絡まないのでなんでだろうと思ってたら、あれ、ハイネセンによる建国神話だったという。。。なんでそこでラップ(人名じゃない音楽のほうだ)で歌が始まるのかさっぱりわからん。とにかく、構成がヒドイがねこれ。
物語自体は平和主義者のヤンが多くの血を流さずに勝利を収めようとするのだが、結果としてそれが多くの血を流す原因となる、という話をしたいらしいのだが、銀英伝の色々なエピソードは、主旋律が帝国にあり、副旋律として同盟がある構造になっているので、副旋律だけで物語を作っても訳がわからないばかりで、とにかく話が進まねぇ!
まさか1万円払ってこんな代物見るハメになろうとは。。。トホホ