愛と死と/フランシス・レイ
クロード・ルルーシュ監督作品「愛と死と」のテーマ曲。この二人の組み合わせだと「男と女」「白い恋人たち」にイメージが行ってしまうが、この「愛と死と」は途中で緩調になるまでは息詰まるような出来。ボレロのリズムと急速調のマチングドラム、先を読ませないコード進行。。。勝新太郎が気に入って村井邦彦(アルファレコード社長)に丸パクリさせて「新座頭市物語 折れた杖」でそのまんま使っているがそれも頷けるずば抜けたスコア。
こういうのをオリジナルで書ける人、日本にはいないんすかね。冨田勲以外。
ちなみに、平尾昌晃はエスパイで京建輔に丸パクリさせて冒頭からこのリズムを鳴らしたw
愛こそすべて/平尾昌晃
イントロだけ「愛と死と」なのに突然「暗闇仕留人」になってしまうのは、編曲竜崎孝路だから(クレジットは京建輔)。東宝マークから流れるテーマは後半部に収録。とりあえずそこまで待て! 新幹線大爆破のテーマを彷彿とさせる絶品のローズによるソロ演奏が唸る! いや、どんどん「愛と死と」から離れていくじゃん!
平尾昌晃は仕置人でもこのテーマを使っていて、スキなんだなぁと思った。
この3曲、いつか並べて紹介したいなぁと思っていたので、ほんとうに満足ですw とにかく、3曲ともカッコイイ! 聴いて!
「愛と死と」サントラはLP時代はまるまる一枚出てたんですが、どうもCD化に恵まれないようで。コンピ盤でサントラ4曲(テーマと劇伴3曲)入ってる奴がアマゾンの中古で10,000円。。。イヤそりゃ買えないって。テーマ曲のみMP3で150円で買える模様。