Talkin’ about !!!!!!!!!!!!!

行く先不明のパソコンblog

AKB

あまりAKBには触れないわけですが>記事

兵制も含めて近代戦をやってるのはAKBだけ。他のアイドルを戦国時代だとすると、AKBはWW2。損耗覚悟の総力戦で勝ちを拾っていくのがAKB的なやり方。チームAの一期メンバーの損耗率とかタラワ環礁の海兵隊かと思うほどの強烈な数字。突撃→損耗→補充→損耗→補充→突撃。後退はありえない。ただひたすら敵正面に向かって突撃を繰り返すのがAKB魂。志願兵前提のAKBとって、志願者の途絶=兵員補充の途絶であって、おそらくはそこがアキレス腱。


もうひとつのAKBの特徴は、大真面目に政権獲得を目指したということ。棚ぼた式に全国制覇したハロプロや神南王朝から官位をもらって権威を授ける側に回ったPerfumeと異なり、AKBは最初から単独で敵を撃破し、全国的な知名度を獲得するしか勝ち上がっていく方策がなかった。その象徴的な戦略が西征政策であり、SKE48NMB48、そしてアイドル不毛の地・九州を中央集権的権威の傘下に収めようという世界初の試みであるHKT48。これらAKB傘下の地方政権の樹立こそが、AKBが「全国的な知名度を持った存在である」ことを神南王朝に認めさせるための「覇道」であり、アイドルが各地で「その芸能界のトップ的な存在になる」ことなど誰も夢想だにさえしない出来事であった。


アイドルが大量に存在する東名阪はともかく、博多にはアイドルそのものが存在せず、闘うべき相手は「一般J-POP」であるという強烈なアウトローさ。AKBのグランドデザインは「アイドルによる統一中央政権の樹立」であっても、決して「アイドルの統一中央政権」ではない事をHKT48は図らずも気付かせてくれることになった。おそらく、総帥秋元康にとって「アイドル戦国時代」そのものがめんどくさく、相手にしたくない状況であって、本音を言えばAKB中央政権は「一般J-POP」との戦いに総力戦で望みたいところなのではないだろうか。よりによって「アイドルで」政権をとろうとした秋元康事務所の意図は良くわからないが、アイドル不毛の地=採算が合わないほどアイドルが受け入れられない土地・九州にやはり損耗覚悟でHKT48を突撃させるところを見る限り、AKB陣営は本気だ。



史上始めて近代的な兵制を取り入れたAKB48が九州攻めを成功させるのか、それとも毛利攻めの途中で本能寺の変が起きるのか。そこは今後のアイドル戦国時代を占う上で極めてポイントの高い分岐点になるのではないだろうか。





おまけ AKBの編制

AKB、SKE、NMB、HKT、SDNの各部隊を大隊単位とし、その下に中隊単位の各隊と補充兵力である研究生中隊を持つ。そして、各部隊の上部構造としてAKB48連隊を構成し連隊長として秋元康が座るという構造になっている。

例を挙げると、東京のAKB大隊は傘下にA中隊、K中隊、B中隊の3隊を持ち、これとは別に補充兵員の養成機関として研究生中隊を持ち損耗した各部隊の補充兵力として投入するシステムとなる。小隊単位は各隊の直接の隷下には置かず、作戦に応じた各隊横断の兵員配置となる。たとえばNotYet小隊、DiVA小隊、NO3b小隊、渡り廊下走り隊などが存在する。


*中隊以下は「隊」大隊単位以上は「部隊」とした。

*AKBの再雇用事業団と呼ばれるSDN48は中隊規模の独立歩兵大隊である事に留意。連隊からパージされたメンバーで構成されるSDN48の上級部隊がどのような存在であるのかは今ひとつ不明。