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Perfumeはニコニコを知らなかった “嫌儲”や著作権、ユーザー創作物の課題

Perfumeはニコニコを知らなかった “嫌儲”や著作権、ユーザー創作物の課題 - ITmedia ニュース

ちょっと古いけど話題になったので。凄いね。オーストリアに行こうとしてオーストラリアに到着した人たちの会話みたい。なぜここにウイーンがないのかを延々議論しているけど「ここがオーストリアじゃないからだ」と言う事実「だけには触れてはいけない」という「暗黙のルール」が見えるという。

ニコ動画生まれるはるか以前にBeeカメ(その場のノリでJASRAC管理曲を鼻歌で歌いだすなど、あからさまな公衆送信権侵害行為がリアルタイムで全世界に向けて配信されていたw)を積極的に展開していたPerfume側が「たかが」ようつべやニコ動を「知らなかった」とか茶番だなぁ。そういうことにしておかないといけない「権力的な何か」があるんでしょうなぁ。

あと“嫌儲”と言う造語もどうかと思う。「送り手は受け手から」金を取るな、と言うのが“嫌儲”側の基本姿勢なだけで、金を稼いではいけないとは誰も言ってないと思うが。どこから取るかというのは「送り手側の自由」に任せていると思うよ。誰もどこから取れとは指定していない。

華頂さんや椎名さんはそのあたり敏感で「だったら我々は機器メーカーを攻める」「あるいは著作権ビジネス関係者全体に均等にかかる税金的なものにしたい」と展開してるんでしょ。

いずれにせよ「受け手」から金を取ろうとするビジネスモデルが時流に合わなくなってきているというだけのことで、その事実に「早めに気づいて言論化した人」を“嫌儲”などと言う造語で括るのは大変に失礼な事だと思うよ。

あとのまネコや初音騒動と“嫌儲”を結びつけるのもなんかの「政治的な意図」なんだろうけど、のまネコは「人のふんどしで相撲を取るな」「のまネコの権利者はAVEXじゃないだろこの阪神私設応援団(もどき)」という古くからあるそもそも論的権利帰属問題だし、初音問題はただの「業界的なあからさまな初音つぶし」を阻止ししようとしたと言うだけのことで“嫌儲”と何の関係もないと言う。

まぁ「既存の音楽業界的ビジネスシステムに楯突くやつは全員“嫌儲”」と言うことにしておいた方が(参加者の)政治的な立場としては(あとあとの自分の懐へのお金の流れとかから言って)都合がいいと言うことなんでしょうなぁ。