ももクロの運営が不自由になってきていることに気づいた。売れてくると、事務所の上の方に目を付けられて「なぜ売れているのか」(他のタレントは売れないのに)を何も考えずに、タレントだけ戦力抽出して「売れない従来型売り出し」のラインに載せて潰してしまう、という現象が往々にして起きる。Perfumeがそうだったし、多くのアイドルユニットがちょっと売れ始めると「路線変更」させられて潰されていった。
本来「なぜ売れたのか」のノウハウを戦力抽出して「売れるタレントの頭数を増やす」べきなのに、団塊世代のバカどもは絶対そこに視点を持って行こうとしない。だから、Perfumeは「売れた要素」のすべてを取り上げられて行き詰ってしまった。かわりに与えられたのが「20世紀なら通用したかもしれない」メディアがボトルネックだった頃の媒体活用手法では「その逆を行った」Pefumeがそこまでに培ったノウハウは全部使えない。自分の側より大きな兵力と互角に戦えるような有利な位置にいるのに、わざわざ物量作戦しか通用しないようなフィールドにノコノコ出て行って数の論理で潰走させられるとか、そんな間抜けなマネージメントってあるかよ。
ももクロにも同じ雰囲気が漂い始めた。残念だけど、今の「上り調子」の状態は長くは続かないだろう。だからこそ「いま見ておくべき」アイドルの筆頭はももクロだと思う。おそらく、この「モノスゴイ機動力で戦う」ももクロはこの夏しか持続しない。そう思う。
まさか汐留でめちくちゃハードなライブ2連発やったあと、仙台に移動して手売り会やると誰が思うよ! すごいよももクロちゃん! そして、頼むから事務所は足引っ張らないでくれ! 足引っ張るにはまだ2年早いよ! それくらいわかれよ!