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行く先不明のパソコンblog

戦国時代 Perfumeの覇権戦略

いや、Perfumeに覇権戦略があったのかどうかは謎だが。

まぁ、なんというか、Perfumeは地方豪族から戦国大名になったのはいいんだけど、足利将軍家の権威を認めていなかったがゆえに、どういう形で覇権を取ったら上がりなのか明快じゃなかったのかもね。

そしたら、いきなりロキノン朝廷から官位を与えられて「ロキノン諸侯」に列せられたらそこで「上がり」になってしまった感じ。バンドブームならいざしらず、ゼロ年代になっていまさら「ロキノン朝廷」から官位貰って何が嬉しいんだよ。


時代は足利将軍家の衰退と各地での戦国大名乱立を見て、この混乱を収拾する「新秩序」を求めていたわけよ。全く新しい概念を掲げた「新秩序」の旗手としてPerfumeはこれ以上はない存在だった。Perfumeの後を追う形で各地でPerfume型大名も蜂起した。が、どういうわけかPerfumeは神輿として担がれるより、既に権威として死んでいる「ロキノン朝廷」のヒエラルキーに組み込まれることを選択した。


Perfume型大名は「新秩序」を掲げる以上「ロキノン朝廷」も否定しているからその序列に組み込まれようがなく、足利幕府は勝手に衰退していくし、各地で孤立、分断された挙句、AKBの上洛戦の正面に立ちはだかる形で各個撃破されて消えていく運命にあった。その中には西脇彩華率いるOrdinary Venusもいた。あるいは広島でPerfumeの不在を守っていたリトミックも巻き込まれる形で滅びた。Aira Mitsuki、スイバケ、コスロボなどメジャーから地下までPerfume型大名のほとんどが討ち死にするか、衰退を辿る結果を招いた。


この間、Perfumeがしたことといえば、ロキノン朝廷から官位を与えられたスタイルのままひたすら規模を拡大する事に注力するのみだった。ロキノン朝廷貴族の端くれにはなったかもしれないが、結果として天下取りは果たせなかった。


天下は抵抗したPerfume型大名を徹底的に叩きのめしたAKBの手に落ちた。



ちなみにPerfumeは姻戚関係を通じた外交戦略には力点を置いており、9nineに実の妹であるちゃーぽんを、根拠地広島にまなみのりさを、足利将軍家にはASH出身の鞘師里保を、そして事務所のさくら学院中元すず香を配することで「Perfume閥」とも呼ぶべき勢力を形成してはいる。だがそれを積極的に使って何かをする、という方向性はまったく取ろうとしない。中元すず香がかつて所属していた可憐girlsは「Perfumeの妹分」として紹介されたが、実際の戦闘ではPerfumeサイドから一切の増援を得ることも出来ないままAKBの上洛戦に巻き込まれる形で潰走させられている。

AKB陣営とももクロの関係で言えば、キング陣営というだけではなく、SKE立ち上げ当たって中心メンバーの一人である高井つき奈を(事実上の)レンタル移籍させる形で初年度の戦力不足を補う動きをみせている。高井つき奈が立ち上げに成功したSKEを抜けて、最初にしたことがももクロの名古屋イベントに参加して3B復帰を宣言することであったことからも、ももクロ陣営とAKB陣営、そしてSKE陣営が非常に友好的な同盟関係にある(高井はももクロに何のトラブルもなく帰参できた)ことをうかがい知ることができる。よりによって足利将軍家と姻戚関係を結ぶどっかの家中とは大違いである。