ノーザンソウル

Compared To What/Gene McDaniels

Gene McDanielsはボビハチのNow!に参加していたことで知られるソウル畑の歌手。が、キャリアの途中であらぬ方向に行ってしまう。ジャズファンク歌手になったのだ。彼の名前で検索するとほとんどのタイトルが彼が平凡なソウルシンガーだった頃の作品が示されるが、ジャズファンク時代のGene McDanielsはサイドにロン・カーター、ミロスラフ・ヴィトウス、アルフォンス・ムザーンなど、くらくら来るような「純ジャズ」のメンバーを集めてアルバム製作を行った。もうノーザンソウルとかどっかにすっ飛んで、ただのジャズであるｗ

Headless Heroes of the........ [12 inch Analog]

これはアトランティック吹き込みの第二作目。一作目のジャケの方が時代を反映していてカッコいいが、こちらの盤の方がサンプリングの元ネタとしては有名らしい。

Gene McDanielsのジャズファンク化は唐突過ぎてみんなが気づかないうちに終わった。そんな印象がある。日本のwikiペディアには彼の名前がない。そこいらへんにノーザンソウルの変り種たるGene McDanielsの立ち位置を感じずにはいられない。

Outlaw [12 inch Analog]

これが一枚目。もはや何のアルバムかよくわからん！さすがアトランティック！

Now

とりあえず、これは買っとこう。傑作。