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行く先不明のlinux blog

必殺仕事人2009

微妙。意余って力足らず。先週までの文芸水準をとうとう維持できなかった。がんばってはいるけど「必殺の本質をカンチガイしている」脚本家が書くシナリオの典型例になっている。殺された恋人とその妹の「恨みを晴らす」んだろ?正々堂々立会いしてどうするよ。今週の小五郎はただ殺しただけジャン。それでは恨みは晴れないだろ。単なる依頼仕事かよこれ。そういう展開じゃないだろ今週。あと、とにかく説明が多すぎる。説明にドンだけ尺取ってんだよ。白痴相手のドラマしか書いたことないんだろ>ライター

そういう文芸的ダメな部分は置いといて、今週はセットが豪華。哀川翔斬られたあとカメラがぐんと引くんだけど、切られた部屋の畳の枚数を見たか?これが武家屋敷ってもんだよ! そこらの貧乏長屋の6畳間みたいな武家屋敷セットのオンパレードでうんざりしてた時代劇ファンはこここそ見よって感じ。武家屋敷で6畳間ってどんなんだよ!一般的な武家屋敷にそんな狭い部屋はねえよ!いいとこ雪隠だよ!<その狭さ

江戸時代の武家屋敷って二階家じゃないから敷地を広く使って一間あたりのサイズもどーんと大きいんだよ。そうしないと採光できないから。電灯があることを前提とした間取りにはなってないの。それをついたてやなんやらで細かく仕切って使うわけよ。いや、久々に時代劇で武家屋敷見たわw

あと、やっぱ殺陣がいいわ相変わらず。主水のセコ突きは酷かったけど、田中1号と涼次の殺しは先週に引き続き凝り凝り。つーか、田中1号があろうことか緒形梅安のラインを狙っていることに気づいて笑った。10年早いよ坊やw

てなわけで、今週は残念な結果となってしまいましたが、来週に期待。