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行く先不明のパソコンblog

ふゃーじょん三部作

思い立ってGSの後に新宿のタワレコに行き、以下の三枚のCDを購入。

チック・コリア「リターン・トゥ・フォーエバー」(ECM)

・ウェザーリポート「ウェザーリポート」(CBS)

ハービー・ハンコック「ヘッド・ハンターズ」(CBS)

今、聞いてますが…つ、つまらん(^o^;

かもめのチックは当時ECMにたくさんあった電化ジャズの路線なんだけど、リーブマンの「ドラム・オード」なんかと比較するとやっぱ面白さでは格段に落ちる感じ。つーか、やっぱチックはフリーの尻尾から抜けきれてない。もっと娯楽路線かと思ったんですが…以外にストイックなのでびっくり。

天気予報は…なんつーか、電化マイルスからマイルスを抜いて、さらにリハーサルっぽくした感じ。はっきり言ってこれは薄いです。いやー、はっきり言ってつまんないよ(^o^;娯楽性ゼロ。よくこんなのが当時受けたもんだなぁ…

ハンコックは、A面の2曲はぜんぜんダメ、しかし、B面のハンコック節全開の2曲はさすがにいいわ。が、軽薄フュージョンとか思って聞くと完全に肘鉄食らうアルバムですな。とことん硬派です。

トータルとして、当時の世相って、みんなまだまだまじめなものを求めていたんですかねぇ…こんな(というと失礼だけど)電化ジャズフォーマットで、こんなまじめなジャズやられても、今日的には面食らうだけだと思うナリ。

っていうか、CBS的にはお客さんとして相手にしていたのはやっぱこの時点でもシリアスな白人ジャズリスナーで、同時期のブルーノートみたいにソウル&ファンク全開!白人リスナー置いてきぼり!みたいな単純快楽路線は作りえなかったんでしょうか。ECMは元々ヨーロッパのリスナー向けのレコードだしね。

と、いうわけで、改めて自分が軽薄なファンク&ソウル路線をジャズに求めていることがよくわかりました(^o^;

フライングタッチマンの再発、5枚出てたけど、よさそうだから買っちゃうぞー!