ダート戦の頂点、JBCクラシックがまたやってまいりました!今年は川崎競馬場での開催。川崎競馬場は大井ほど直線は長くないけど、船橋ほど短くもないので逃げも差しも決まる感じのいい競馬場! 直線行ったきりで延々と同じ風景の続くつまらん大井のG1とかもう二度と見たくないので川崎開催は大歓迎!
で、今年の目玉は何と言っても、G1馬レッツゴードンキの参戦ですよw やっと芝の重賞でめどが立ってきたと言うのにここに来て突然おダート転向!
わけがわからねぇ!
ずっと応援している身にもなってくれ!たのむよ!
さて、各レースの分析と結果です
JBCレディスクラシック(Jpn1 ダ1,600m 天候:晴 ダ:重発走時刻15:10)
追記 文中ホワイトフーガの鞍上を戸崎戸崎と書いてますが、蛯名ですね。蛯名に置き換えてください。
JBCレディスクラシックは牝馬限定の頂上決戦。距離が1600mとマイル戦のためマイル巧者が集まるような感じのレースとなる。JBCは毎年開催地が異なるため、過去のデータで使えるのは前走レース(ローテ)、人気別の傾向、年齢別実績くらいで、あとは素直に馬の実力を見る感じの分析となる
◎レッツゴードンキ。。。前走スプリンターズS。実は前走スプリンターズSからJBCと言うローテは鉄板ローテである。目立たないのは、向かう先がJBCスプリントだからだ。牝馬であるレッツゴードンキは1400では短いしということで1600のJBCレディスを選択している感じなのだが、スプリンターズSからわざわざ来てくれる馬は信じてほぼ間違いはないので、ダート転向だろうがなんだろうがここは間違いなく買いである。過去にホクトベガが異次元の走りを見せたように、クラシックG1馬を平坦コースの公営で走らせたらたら圧勝まであるボーナス感アリアリの登録であった。馬柱を見た瞬間に我が目を疑ったくらい美味しい展開。ごちゃつかない大外というのも好感モテモテである。
◯ホワイトフーガ。。。昨年の覇者。鞍上が唯一神戸崎圭太に代わってさらに能力強化。周囲を見回してもこの馬より強い馬はいない。断然の対抗である。前走レディスプレリュードはJBCレディスクラシックの理想ローテでありここは外せない1頭となる。
▲タマノブリュネット。。。前走レディスプレリュード1着。ホワイトフーガを破っており価値あるローテ。ここは買っておきたい。
△アムールブリエ。。。JRA勢の中で4番手を探すとこの馬だが、ローテに目立つところがなく若干の割引である。前目での競馬となるのもどうか。
☓トーセンセラヴィ。。。前回川崎で開催されたJBCレディスクラシックは2着3着を公営馬が占める結果となった。中央馬が走りにくく公営ば有利というデータは過去5年では川崎しかなく特異なデータである。トーセンセラヴィはディープインパクト産駒。ここまで10-2-0-0とぶっちぎりの結果を出しており血統・実績共にそこいら辺の中央馬を寄せ付けない強烈な実力派である。公営で来るならこの馬しかいない。1枠1番と枠にも恵まれた。公営ならこの馬しかない!
☓プリンセスバリュー。。。公営のもう1頭はこの馬。前走こそ4着だが堅実な走りをする馬で紛れを警戒して印を打つ。5頭BOXで10点買いなら切る馬である。
作戦は1軸で5頭流しの3連複。あと人気薄で美味しいのでレッツゴードンキの単複押さえておきたいところ。
結果 ◯◎☓で決着。配当は3連複で4,080円! かしわ記念以来のきれいに決まった予想となりました。公営外しまくりでしたが、データ通りにさえ走ってくれさえすればいつもこのくらいは当たるはずなんですけどねー。。。会心の勝利で意気上がるJBCレディスクラシックとなりました。以下ツイッターから。
戦評
レッツゴードンキマークの戸崎の作戦勝ち 岩田は慎重に行き過ぎた 中央のクラシックG1馬のスタミナとここらへんのダート馬のスタミナは全く違うんだから番手競馬などセずに早めに10馬身くらいちぎって一人旅すべきだった。
3着のトーセンセラヴィはここまで破竹の連勝を続けるディープ産駒 地方馬の中では突き抜けた良血&実績なので3着圏は必至 中央の馬を並べたらその次はこの馬になるに決まってるわけで、これは押さえなければいけないところだと思います ララベルが出走していても変わりません 買わないと負けです。
最終的にレッツゴードンキは5番人気。。。あんたたちアホだろ。。。G1馬だぞこれ。そういう評価はメイショウマンボあたりにだな(唐突に切れる
JBCスプリント(Jpn1 ダ1,400m 天候:晴 ダ:重発走時刻15:55)
結論から書くとこのレースは負け。負けた理由は、デムーロの馬の見落とし。印打ってなかった。デムーロの馬見落としてなかったら☓は打ってるとおもたけどまぁ仕方ないね負けは負け。
JBCスプリントの傾向で目立つのは前走東京盃組が断然ということ、なぜか芝重賞であるスプリンターズS組がいい成績だということ、上位人気が鉄板だということである。中央が断然強い。今年はスプリンターズS組はレディスクラシックに回ったので、前走東京盃、JRA所属、上位人気というこの3点から馬券作戦を組み立てる
◎ソルテ。。。公営の星ソルテ。その安定ぶりは目をみはるようである。JRA所属馬であるとかないとか関係ない安定ぶり。敵はローテとコースか。
◯ベストウォーリア。。。JRA所属、上位人気、鞍上戸崎圭太と3拍子揃ったベストウォーリア。だがソルテと2度対戦して2度負けという相性の悪さ。2着はあっても1着はないという判断。前走東京盃ではないというのも気になる。そこで対抗とした。
▲コーリンベリー。。。前走東京盃でJRA所属で上位人気という馬はこれ。しかしそれ以外に目立った特徴もなく、1200はともかく1400は取りこぼしもあり、正直ムラ馬といった感じ。三番手までの評価である。
△プラチナグロース。。。公営馬だが前走東京盃3着は見逃せない。人気が低いのがやや不安。
☓ドリームバレンチノ。。。東京盃の勝者。JRA勢の割に今ひとつ人気もなく押しづらいところ。
☓レーザーバレット。。。一発屋。前々走でソルテを破る大金星を上げたがそれは浦和での話。今回鞍上ルメールと強化されているが一発屋以上の評価はない。
予想はここまでなんですが、1頭見落としがいます。
ダノンレジェンド。。。JRA、前走東京盃、上位人気。3拍子揃ってますよね。問題があるとすれば鞍上デムーロですが、短距離ならデムーロもダート乗れるみたいなので「デムーロとルメール2人揃ったときにはどちらかが馬券になる」の法則からすれば、一発屋のレーザーバレットよりはダノンレジェンドだよねと言うのはあった。。。
結果 1着ダノンレジェンド 2着◯ベストウォーリア、3着▲コーリンベリー
ソルテは途中まで番手競馬をしていたのに4コーナーで突然大外に膨らむとそのまま失速。何があったんだいったい。。。てか、デムーロの馬、いたの気が付かなかった。まったく検討してなかった。ソルテが飛んだらさようならだから仕方ない。
JBCクラシック(Jpn1 ダ2,100m 天候:晴 ダ:重発走時刻16:40)
ダノンレジェンド見落としという不甲斐ない結果に終わったJBCスプリントですが、まだマイナスになってないわけでここで一気に巻き返したいところ。
JBCクラシックの傾向は「堅い」 過去10年間で7番人気が一回来ただけで、基本6番人気までで決まるレース。前走は日本テレビ盃と帝王賞で半々くらい。JRA勢が強く、その中でも栗東が圧倒的に強い。2100m戦でコーナーを6回回るが、直線勝負ではなくまくり勝負で向こう正面から長い足を使って生き残ったものが勝つという見ごたえのあるレース。そして武が圧倒的に強いレースである。
◎アウォーディー。。。公営の武は向かう所敵なし。今年4着以下は一回もない圧倒的安定度。ダート転向後無敵のアウォーディー共々絶対に買うべき馬券。グリグリグリの二重丸!前走日本テレビ盃1着でローテも完璧!逆らったら負け!
◯ホッコータルマエ。。。近走不調のホッコータルマエ。だが、川崎記念連覇など場所的な有利はこの馬が一番。実力含めてこの馬が2番手という判断をした。7才だが年齢的な衰えはあまり感じられない馬で前走も3着と若干の回復もあるかなという感じ。
▲コパノリッキー。。。武に逃げられてしまったコパノリッキーだが、この中でも実力は動かしがたい。前年の覇者であるが今回は初挑戦の川崎での競馬となるのが若干の不安材料。
△サウンドトゥルー。。。善戦の続くサウンドトゥルー。後ろから直線勝負をしたいタイプのため、前が行ったきりとか直線が極端に短かったりとか、公営の競馬場はこの馬には合わないと思うのだけど頑張っている。川崎競馬場は行ったきりの勝負にはならず、今回こそは届くのではという期待を込めての△である。強いのはみんなわかってる。あとは勝負する場所だけなのだが。
☓クリソライト。。。マリアライトの弟。韓国で勝ったきた。それ以外に見どころがないので紛れると嫌なので印を打った。
☓ノンコノユメ。。。追い込み馬。おそらくここでも届かないと思うが、去勢してどのくらい効果があったのか。そこだけに期待して。脚質的にはだめだと思う。この馬は中央か大井でないと。
レースは逃げる公営馬を中央勢がマークし、向正面からまくり勝負開始。4コーナーまでの息を呑むような駆け引きのあと直線勝負で先頭ホッコータルマエ、アウォーディーとコパノリッキーが狙って飛び出すがコパノが間もなく失速、そこにサウンドトゥルーとノンコノユメ以下の差し馬勢が殺到するという展開となった。
結果 ◎◯△で的中。配当3連複1,330円。これで本日のプラス確定です。ありがとうございました。
以下はTwitterから
戦評
やはり交流戦は武 もう武を外して買うとかありえない 向正面からまくり勝負でかなり長い足を使う戦い見事に制した さすが武だと思った ホッコータルマエは川崎記念連覇などここなら連対は当然という地の利があり一枚上手だった サウンドトゥルーは直線が長ければこれくらい走って当然
4着以下もノンコノユメ、やはり直線が足りない この馬にはもっと長い直線が必要と感じた コパノリッキーはまさかの直線失速で不可解な敗戦 調子が悪かったとしか
最終レースはまた見落としで上位人気抑えていないとかふざけた負け方w 見落としをいかにしてなくすかが今後の課題かなと思いました。ではまた! ばいちゅん!
追記
コパノリッキーについて武が「この馬にコーナーを6回回る川崎は向いていない」と言及していたとのこと。さすが交流戦の帝王、見事な分析だったと思います。