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行く先不明のパソコンblog

青いスパイ戦!長き死者の列

新型爆弾「ももクロX」が開発された。実験場までの輸送を任される早見隊員。重要任務のためメンバーは全員選りすぐりの隊員で固められた。だが、作戦の本来の目的は地球平和機構内の内通者をあぶり出すためのものであり、実験場まで一切の支援を受けられず、また、命令なき作戦放棄も認められないという過酷な任務であった。

事前の情報通り敵に輸送ルートが漏れており、待ち伏せにあい一人また一人欠けて行く隊員たち。「この作戦はなにかおかしい」そう呟いて倒れる和川隊員。敵との爆弾の奪い合いになり、銃弾がケースに命中する。だが、何も起こらない。ケースがダミーであることに気づいて愕然とする早見隊員。生き残った隊員を担いで独断で本部に帰投する。司令室に入室しようとした早見隊員はその中から激しい怒鳴り合いの声を聞く。そこには司令と百田隊員の姿があった。司令に激しく抗議する百田隊員の言葉から、この任務が偽りの任務であったことを知る早見。最初から知ってたんだね?そう問い詰めるが、答えを言いよどむ百田。司令に詰め寄る早見はその口から信じられない真相を聞かされる。



この任務に参加した隊員全員が「優秀すぎるあまり」敵との内通を疑われたいた対象者だった。だが、誰が内通者なのかわからない、そこで存在しない爆弾輸送任務を囮に、わざと敵に情報をリークして真の内通者をあぶり出そうとしたのだ。爆弾も、与えられた任務も、内通者も最初から作り事だった。


では誰が内通者だったんですか。そう尋ねるが、それ自体機密事項であり答えを得ることはできない。作戦が成功したのか失敗したのか、それすらもわからない。

じゃあいったい、いったいみんな何のために死んだんだ。。。司令室から力なく出ていく早見。追いかけようとする百田隊員を止める司令。


「作戦は終わっていない。生き残った対象者に対して、引き続き監視は続けられる。彼らは、不自然なほど優秀すぎる」

その言葉に絶句する百田