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行く先不明のパソコンblog

ももクロをとんこつ系ラーメン専門店に例えると

ハロプロは居酒屋。それが客単価を高めようとして「キャバクラ居酒屋」に転身しようとして大失敗。居酒屋にキャバクラを求めに来る客なんかいないということがつんく♂にはわかってない。客は「普通の居酒屋」に逃げた。

AKBは当初ファミレスを目指して頓挫。支配人である戸ヶ崎のノウハウが生きる「キャバレー」に業態転換してヒット。キャバレー好きのおっさんヲタをがっちり掴んで大成功。

ハロプロとAKBの共通点は、飲食店ではあるが「何を食わせようとするか」よりも「何を売りにしようとするか」に力点が置かれていることが特徴。飲食店というよりも風俗店(風営法で言うところの)に近い。


ここで際立つのがスマイレージで、ももクロ(とんこつラーメン専門店)や女子流(創作ラーメン専門店)を見て「うちはがっつり二郎系で行く!」と言い出して、キャバクラ居酒屋のチェーンという立場でありながらラーメン屋をはじめてしまった。居酒屋はラーメンを出すかもしれないがラーメン屋ではないし、キャバレーはラーメンを出すかもしれないがラーメン屋ではない。


ももクロは煮玉子も出すかもしれないがラーメン屋だし、女子流もチャーハンは出すかもしれないがラーメン屋であることはかわりない。スマイレージはたぶん「うちはラーメン屋だよ!餃子やチャーハンが食べたかったら中華料理屋行ってよ!そのかわりがっつりラーメン食べさせるよ!」とあやちょが厨房で絶叫している二郎系のラーメン屋だ(つんく♂が「スマイレージ、また足りません。ここでメニュー増やします。チューハイ100円セールです」とか言い出して「うちらラーメン屋なのに。。。」と悔し泣きしているのが現状だが)


つんく♂の「ハロプロはラーメンも食わせるが居酒屋でラーメン屋じゃない」という視点は的確だが、もはや居酒屋は流行らない業種だし、せっかくラーメン屋で一旗揚げたスマイレージの本質を何も理解しないまま「流行らない居酒屋」の方法論でテコ入れするのはいかがなものかと思う。ここいら辺が、結局「アイドル」とはなにか、の本質が分かっていないUFAらしい顛末なんだろうなと思ってしまったりした。

ハロプロにいる限り居酒屋にならなければならない、のなら、スマイレージは「ラーメンの旨い居酒屋」にされる前にハロプロから切離されたほうが良い様に思う。ただ、ハロヲタと呼ばれる人々が「ハロプロでないスマイレージ」を見限らないという保証が全くないのがネックだろう。ハロヲタは中身はどうでもよくて「ハロプロだから推す」という傾向が強いがゆえに「ハロプロじゃないなら推さない」と言われて失敗してしまうかもしれない。



が。本当に「ハロプロじゃなければ推さない」という人たちばかりを相手にだけして商売したいとスマイレージの4人は考えてるのかなぁ。。。どうも、色々なイベントとかでの発言を聴いていると、その向こうを見据えているような気がするんだけどなぁ。。。「ハロプロじゃなくてもスマイレージなら推す」というファンを増やして「ハロプロじゃなきゃ推さない」という層を切っていくことが、スマイレージが次のステップに進む為に今一番決断を求められているところじゃないのかなぁ。