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中田ヤスタカ楽曲大賞に投票するよ!

中田ヤスタカ楽曲大賞2010

楽曲部門

I was Wrong 2pt

Love or Lies 2pt

ナチュラルに恋して 2pt

ねぇ 2pt

FAKE IT 2pt

今年のystkは曲が多かった割には小粒な曲が多かったと思う。Perfumeに向けて送られた曲もそれは同様で、ここ一発のインパクト的な曲は不自然なガール一曲という寂しい一年になった。脱エレクトロを標榜したはずのystkだが、最終的にはFAKE ITでど真ん中FrenchELECTROへ回帰したことが象徴するように、今年は模索の年だったように感じる。

「I was Wrong」は進行が素晴らしい美しいバラード。ystkのジャズ好きが極まったようなモダンなコードワークに彩られたチューン。

「Love or Lies」はラテンタッチのストレートなダンスチューン。今年発表された歌物の中で最もストレートな曲だと思う。

ナチュラルに恋して」は久しぶりにPerfumeが本流回帰したことを告げるファンクチューン。Perfumeの本質の一部は確実にダンスポップにあって、マカロニ以来のファンクビートは2008/2009で迷走したPerfumeの「歌謡曲路線(古賀演歌路線/バンド歌謡路線)」の終焉と呼ぶにふさわしい一撃だったと思う。

「ねぇ」は力強いアタックチューン。ここまでパワー感のある曲はPerfumeとしても珍しい。2010年のPerfumeのラストを飾るにふわしい名曲に仕上がった。

「FAKE IT」はフレンチエレクトロ+ユーロポップというおしゃれ路線の曲。Megの終期の方向性の総決算的なサウンドにも聞こえるため、今年はMeg楽曲を選ぶ代わりにこの曲で代表させた。

ミュージックビデオ部門

ナチュラルに恋して 2pt

ねぇ 3pt

事実上のPerfumeクリップ部門。今年は児玉裕一2本と関和亮2本とちょうど真っ二つな作品数となった。潤沢な予算に裏打ちされた手堅く堅実な児玉作品か予算不足をアイデア勝負で解決しようとする関作品か。

ナチュラルに恋して」は横浜スーパーファクトリー(横浜市鶴見区)で真冬に撮影された作品。横浜スーパーファクトリーの特徴である「長手方向の広さ」を利用して細長いセットを組み左右にワイドにPerfumeを並べ、絶えず3人が並んでいる画を見せる演出プランが基本。奥行きのあるカットはキメのカットに限定され一歩間違えば「平板」と取られかねない挑戦的なコンテを持ってきた(そしてそれを成功させた)児玉祐一のチャレンジ精神に脱帽したい。2pt。

「ねぇ」は、本年最後のPerfumeのPV。スタジオは良く解らんがたぶんこれも横浜? 前作と打って変わって真夏に撮影された一本。Pefumeの自然でおしゃれな一面を新しく見せた「ナチュラル」と打って変わってこちらはかつての児玉作品「シークレットシークレット」を彷彿とさせる「関作品のイメージの再整理とブローアップ」の主眼が置かれた「Perfume本線」の一本。イメージ元はTSPSとコンピューターシティという2本の「冬のPerfume」(マカロニ/BcLではない!) 西脇大元帥を綺麗に撮ることで定評のある児玉監督、今回は卑怯な手を使ってksykにその魔手を伸ばす。ネコとksyk。。。卑怯だろそれ。カワイイに決まってんじゃん。飛び道具にしても卑怯すぎる。その卑怯さに免じて3ptw