Talkin’ about !!!!!!!!!!!!!

行く先不明のパソコンblog

Blowin’ Gold/John Klemmer(CADET)

時代の力って凄いと思い知らされるJohn Klemmerの大珍盤。サンプリングのネタ元として有名らしい。が、そういう「良い面」を抜いて聞くと、内容がしっちゃかめっちゃか過ぎてどこまで本気なのかさっぱりわからん。ジャズと捉えず「サイケロック風インスト音楽」として聴けば、これはこれでいい感じな気もするけど、まさに「微妙」だ。

BLUENOTEやPrestigeには逆立ちしても作れそうもないこのイモ臭いアホアホしいセンスはアメリカ最大の地方都市・シカゴと言う土地柄ゆえなんだろうか。逆に「良い面だけ」断片的に聴くとそれなりに光る箇所もたくさんあるので、それゆえネタ人気が先行したともいえる。。。

しかし、とにかく「イカしてる」(or「イカれてる」)としか形容のしようのない音だなぁ。。。うーん。

名曲free soulが燦然と輝く一枚。1曲目のアホアホしいテーマや、メリーさんの羊みたいなキメフレーズを延々と繰り返すB1とか、ラリってるにもほどがある各曲も聞き込むほどに味