T-palleteレコード移籍第三弾シングル。名曲「Dateline」ついに登場!
- アーティスト: アップアップガールズ(仮)
- 出版社/メーカー: T-Palette Records
- 発売日: 2013/03/13
- メディア: CD
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既発曲であるDatelineはともかく、注目は謎の新曲SAKURA DRIVEである。前作リスペクトーキョーは発売3ヶ月前くらいから新曲出るよ出るよ!とアピール期間があってそこからの発売となったわけだが(おそらくはアップフロント時代の残り曲)今回は満を持してのT-Paletteプロデュースによる新曲となった。
感想 渋谷系だと思う。ハッキリとレーベルカラーの出たサウンド。同じレーベルメイトであるNegicco、あるいはlyrical school、RHYMEBERRYといったユニット群と同じ方向性のサウンドが聞こえてきた。アップフロント時代の(仮)はバンド歌謡的なギターポップを骨格に据えてその上に六本木的なEDMをコッテリと上乗せした重厚かつ暴力的な音塊が特徴的なサウンドづくりを身上としたユニットだった。T-Paletteプロデュースの「実質的な」最初の曲となるであろう今回のシングルからはそういった要素は一切聞こえてこず一言で言えば宇田川町的な、如何にも渋谷タワレコで売っていそうな「おしゃれな」サウンドが鳴っているわけで、ハッキリ言って「意外」としか形容できなかった。イイ悪いではなくて、これ、アップアップガールズ(仮)のサウンドじゃなくね?という感覚。リズムはEDM基調のままなのだが、ウワモノに明らかにHip-Hop入ってきてるし、全体的にソフトでお上品だし、これなんか違うというのが正直なトコロ。
一時期の「アッパーカット症候群」とでも言うべき「自己紹介ソングの手を変え品を変えの焼き直し」から脱却したことは(仮)が着実に次の一歩を踏み出した証拠だとは思うけれど、レーベルカラーの強く出すぎた今作は異色も異色、大異色作となってしまった。いったい、T-Paletteのどこに「なんでもガールズラップ」みたいなさうんどにしないときがすまないひとがひそんでるんすかねー。。。
おすすめ度。。。☆☆☆(オーバープロデュース。なんでもNegicco姐さんみたいなサウンドにすれば良いわけではなかろうに、これはちょっと。。。悪い曲では決してないけれど、これは違うと素直に思った。そういう意味での☆3つ。悪い曲ではありません。デートラインは霞んじゃんったね。次回こそはチェリーとミルク期待)