バリー・ホワイトといえばウィークエンダーのテーマ。しかし、そこで終わったわけではない。
Barry White/Don't Play Games
バリー・ホワイトの魅力はその低音ボーカル。じゃが、歌わないでひたすら語ってることも多く、それは日本人的な感覚からするとちょっと、という気がする。この曲は「ほんのちょっと」語り、あとは普通に歌う良曲。80年代以降のバリー・ホワイトのサウンドにはてちょっとだけ隠し味的にフュージョン的なサウンドを使う傾向を感るが、それでも本質を踏み違えないところがプロデューサーとしての確かな手腕なのだろう。
Barry White/Super Lover
典型的なフュージョンサウンドを被せているが全くフュージョンにならないSuper Lover。マイルズの晩年のスカスカなマーカス・ミラーサウンドと比べてもらいたい。あんなの詐欺だよ。時代の選択に耐えうる音じゃない。
Barry White/It's Ecstasy When You Lay Down Next To Me
ライヴ映像。昔、ここで聞けるようなサウンドは日本で録音するのは無理でロサンゼルスでレコーディングしないと出すことができない、なぜなら湿度が云々と、真面目に音楽業界人が語っていたのを思い出す。これはブラジルでの映像じゃがw 指揮者の無茶なタクトの振り方が笑えるw
Barry White/Change
Byrdにも同名曲があるが甲乙つけ難い出来。ひたすら時代を感じさせるサウンドだが、安っぽさが全くないのが今聞いても凄いと思う。
おまけ
Donald Byrd/Change(Make You Wanna Hustle)
傑作、Change。頭30秒は飛ばして聞くと良い。このイントロのアレンジは商業的は必要なんだろうけど意味が無いなぁ。。。