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行く先不明のパソコンblog

パ級、前パ級、超パ級

以前、Perfumeの出現以前以後で旧来のJ-POPサウンドが全て旧式化した、という事を書いた。しかし、2009年夏の時点で、J-POPチャートに現れるような高額アーティストでPerfumeのサウンドを真似たり取り入れたりしているようなアーティストは殆ど現れていない。相変わらずのサウンドがチャートにはあふれている。

そうした上で、先日のystkのインタビューを併せ考えたとき、結局、手を出さなかったメジャーwレコ社は賢かったと言えるかも知れないと思い至った。もし、Perfumeのサウンドを真似て、たとえば来春に新ユニットをデビューさせたとしても、その時点でそのユニットは時代遅れになっている可能性が高い。ystkの次の一手がどのようになるかはわからないが「DJに適さずライブに適わずさりとてコンサートするわけでなし」といいつつ「音楽として売ったとしてもとても売れない=商品として売れそうもない」サウンドであるとは一言も言っていないことはとても重要だ。リアルに観客を前にしてプレイして観客が熱狂するのではなく、聞いたリスナーが「自分でもやってみたくなる」様なサウンドとは一体何か。

本欄ではPerfumeとそれ以前という形で、パ級、前パ級と言う表現を使ったが、おそらくパ級の開発が間に合わないと見た音事協系のレコ社や事務所は超パ級ユニットの開発を水面下で進めているはずだ。GNDや娘。の一時的な復活などは所詮時間稼ぎに過ぎないだろう。彼らはとにかく音が古すぎる。が、ystkは超パ級のサウンドを作る事はしないと事実上宣言した。さらばエレクトロ、さらば大艦巨砲主義


次はおそらく「航空主兵」の世界が来るとystkは読んだ。そういうことだろ?(今一わからない。。。イカ天みたいなムーブメント、DIY式の打ち込みサウンドを日本中でブームにするようなサウンドということなんだろうか。聞き手がみんな作り手になるような?マシュアップ上等世界みたいな?)