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行く先不明のパソコンblog

レココレ編集長のPerfume評

プチおやじたちは何故Perfumeのフィルター・ヴォーカルに萌えるのか? | MediaSabor メディアサボール

見当はずれな思い込みに満ちているものの丁寧に読み解こうとする姿勢は感じられるプチPerfume評。オートチューンが、と言うよりも「サンプリング」という概念と手法そのものがまったく理解できていないためなのか、ずいぶんと遠いところに行ってしまう結論が微笑ましい。

ただ「状況」まで読み解こうとするあたりから「オーストラリアでウィーンを探す」努力をはじめてしまうのが残念。広島時代から一貫して「ギョーカイ」枠の下で育ってきたPerfumeに対するおかしな思い込みを捨てない限りどんなに「大陸の違う材料」を集めても、結局はオーストラリアで「ウィーンはどうやらこの辺りにありそうだ」と自信満々に「見当をつけている」残念さから逃れられないと思う。

問題は、AMUSEの柴矢俊彦が2002年の段階でどうして(自分がギターを弾いていたバンドである)ジューシーフルーツのサウンドを模したテクノポップユニットをAMUSE傘下のユニットとして組もうと思ったのか、そしてそのサウンドをどうして中田ヤスタカに、よりによって「SYNC⇔SYNC」の編成で作らせようと考えたのか、その思惑と展望にあると思う。柴矢のそれが「当たったから」Perfumeの今があるわけで、そこにはアキバ系初音ミクも立ち入るスキマがまったくないことくらい少し考えればわかるんじゃないかと。むしろ他人のフリしてる近田春夫のほうが気になるよ俺はw