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行く先不明の競馬blog

GO!FES 2日目

寝てて回避。つーか、風が強すぎて眠れなかった。UDO状態だったらしい。実はゲストが久保田利伸いとうせいこうだったらしいけど、そういうのは事前に言ってくれないと。。。



次回があるとした場合望むこと


最低限タイムテーブルを事前に公開してくれ!これフェスの最低条件だよ!途中退場不可の缶詰ライブじゃないんでしょ!?


電通主催のJ-POPショーケースライブだというなら「金取るなよ」

客馬鹿にするのもいい加減にしとけや>電通

総括

といっても、ヒルクライムとファンモンしか見てませんが。。。しっかりとしたサウンド作りとガッチリとしたステージング能力があるエンターテナーだと思う。特にファンモンのかっこよさは尋常じゃない。単純にかっこいい。ヒルクライムもファンモンもNHKホールでは見ているので「知っていた」つもりでいたのだけど、実際にきちんとした音響と本人たち主導のステージングをさせた上で見せると「とんでもなくハイレベル」であることがわかる。そこらへんのロキノン系バンドとはエンターテナーとしての格が違いすぎる。全くつまらなくない。むしろとにかく面白かった。

一方でPerfumeといえば、安定しきったステージングで「フェスなり」の迫力もなく、ワンマンと比べたときに格段に落ちる内容だったと思う。もちろんワンマンでのPerfumeが上記2アーチストに負けるということは全くないが、しかし、彼らのワンマンは見ていないのでほんとに正しい評価をしているかどうかは分からない。


で、だ。ヒルクライムの「春夏秋冬」もファンモンのキラーチューン群も、ものすごくサウンドが分厚く、大音響映えする楽曲だった。メジャーらしい金のかけ方だと思った。ステ-ジングも本人の能力もあるのだろうけどいきあたりばったりということはなく、徹底してリハをやりこんだ感のあるシロモノだった。ポルノのステージに近いものを感じた。単純に言ってものすごくカネがかかってると思った。対するPerfumeは本当にカネがかかっていない。パッと見には「ショボイ」感じだった。経費節約ユニットの鑑だと思った。


だけど思うに、ヒルクライムの良さもファンモンの凄さもTVやCDからは何も伝わってこない。歌番組や公開収録でさえひとつも良く感じられない。彼らの音響もステージングもある程度の装置のあるハコでしか使えないくらいカネがかかっているが故に、その実力が全然こちらに伝わってこない。Perfumeで常に感じていることなのだけど、ファンモンいたっては「別アーチストか!」というくらい化けてしまっている。どうにもここらへん座りが良くない。


このblogで糞J-POPという表現を何度も使うわけだけど、確かに彼らはその範疇のど真ん中にいるアーチストではあるのだけど、きちんと金をかけたステージングでお膳立てしてやれば「聞ける」アーチストであることがわかって今回心底驚いた。けれど褒めようということでない。

J-POPのフィールドで戦うならショボイTVの音響や、しょぼい公録のPAや、しょぼいPCのスピーカーから再生されても耐えうるだけの強靭さ、そこから実力の1%だけでも伝わるような「強さ」が必要なんじゃないだろうか。彼らは自分たちの「バブリーな」(今はもうない)環境でなら最強かもしれないが、牛丼屋の店内PA環境ではその魅力の1%はおろか、伝わるものが何も無いという感じになってしまっている。そもそも伝えるものがないから伝わらないのだろうと思っていたのだけど、実際には彼らには伝えるものがあったし伝わった。けれでJ-POPの再生環境では彼らは死んだも同然だ。はっきり言ってPerfumeにぼろ負けしている。PerfumeはTVの歌番組や公録では死んでいるが幸いそれ以外の環境では誰が聞いても分かる程度には魅力を伝えることが出来る。ライブではなおさらだ。だから人気だけではなく評価も得た。けれどJ-POPスターにはそれがない。


個人的に思うのは、メジャーのサウンドの作り方がバブル時代から一貫して変わっておらず、常にある一定以上の再生環境があることを想定しているからではないかと思う。それはラジカセでありステレオにヘッドフォンを突っ込んだような状態だ。しかし、もうそういう「電源が強い=ドライブ能力がある」出力装置で音が鳴らされる時代は終わった。iPodにせよ他の携帯プレーヤーにせよ電池で駆動される音響機器は電池自体の内部抵抗値の大きさゆえにどんなに頑張ってもダイナミックレンジが平板なサウンドしか主力できない。SP側をいくら軽量化しようと電源のリニアティがボトルネックとなるのだからここはどうしようもない。音のいい電池というのが何年かおきに発売されることに気づいている方もいらっしゃると思うけれど、あれプラシーボ商品ではなく、本当に上記の理由で音がいいです。PC環境もスイッチング電源主体の弱いパワーしか持っておらず、そこに実装されているヘッドホンアンプなんて悲しくなるくらいの駆動能力しかない。そんなところにラジカセで「鳴る」ような音源を持ち込んだって鳴らないでしょそりゃ。ラジカセの時代はスイッチング電源黎明期だったからほとんどの電源はシリーズ電源だったし、SPを駆動させる回路系もきちんとドライブ能力のあるものを使ってた。レンジがナローなのはそういうことが原因なんじゃなくてアナログ回路だから金をかけないとハイファイ化できなかっただけで「拡声能力」だけならラジカセはきちんとしたものを持ってた。その上としてステレオがあったし、しょぼいながらもヘッドホンで聞く環境もあった。けれど、それらすべてが今失われてしまった。デジタル化によって手軽にハイファイは手に入ったけどリニアティは確実に失われた。すべてが平板な音に聞こえる世の中になった。そこにピタリと合わせた音を作ってきたのが中田"エレクトロの貴公子w"ヤスタカ。けれど、どういうわけか、メジャーのサウンドは未だにラジカセで音決めをしているようなリニアティ重視の分厚い感動系サウンドになっている。これが、近年、J-POPがみんな糞に聞こえる原因なんじゃないかと今回つくづく思った。だって、きちんとステージングできてるわけだよ>ヒルクライムもファンモンも。

歌詞だけ聞くと「とんでもなくダサい」J-POPなんだけどサウンドと合わせるときちんとグッと来ることが今回わかったのは大収穫だった。そして、J-POP事務所はきちんとしたスカウト能力を持っている(ツンボじゃない)こともわかった。考えてみれば当たり前のことではあるのだけど、しかし、実際に伝わってってこないんだからそう思うじゃん、ふつー。問題は「サウンド作りの古さ」と「貧弱な再生環境で歌詞だけ耳に飛んできたときに誰もが感じる歌詞のとんでもないダサさ」を如何にして克服するかなんじゃないだろうか。

そう感じた今回のFESだった。あー、でも若い人は耳がいいから、貧弱な環境でも同じくらい良く聞こえるのかなぁ(独り言