今日、現場で話題になったニコライ・カプスーチン。Wikiによるとプロとしてのキャリアの最初の10年はジャズ屋であっったらしい。その後、現代音楽の作曲家となり自作以外は演奏しなくなったらしい。その作品はジャズとクラシックの融合であり技巧的であると評されることが多いという。まぁ、そもそもがジャズ屋だからとんでもなく手は動いたんでしょう。
Kapustin etude op.40 n.3 "Toccatina"
左手が縦横無尽に動きまくる驚異のトッカータ。
kapustin etude op.40 n.8
テーマが細切れに聞こえてくる早弾き曲。
Nikolai Kapustin performing Prelude, op. 53, no. 11
この人の手癖はテーマをストレートには弾かずに断片化するところに重きを置いていたことを伺わせる小品。もちろん書き譜だがタッチそのものは出ている気がする。
Nikolai Kapustin: Aquarium, op. 12
ジャズ屋時代のカプスーチン作品。テーマのアホアホしさと重厚な和声が対照的な作品。
Kapustin - Prelude in Jazz Style No. 7
エヴァンス派としてのカプスーチンの一面を見る小品。しかし、ジャズ屋なんだからインプロも欲しいような。