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行く先不明のパソコンblog

ドレスコード

MEGがヲタクを現場からふるい落とすのに使ったのはドレスコード。ライブに来るなとは言わないが来るなら小綺麗な格好してきてくれという意思表示。


先日のageHaの客を思い出すだにPerfumeのワンマンの客層もせめてあれくらいの身なりにならないものかと思う。人間の容姿なんか生まれつきだから変えられない。年齢や体型だって過去に遡ることはできない。


でも服は着替えられるだろ?そんなことは誰にでもできるだろ?服装って思想や階級を周囲に示す為の意思表示だから、普通、コンサートやライブに行くときには書店やコンビニに行くような服装はしない。普通は着替えて行く。


で、この「ライブに来るなら最低でも着替えて来い」を暗に強要するMEGのドレスコードという考え方は角を立てずにそういう考え方に同調できない層をふるい落とすと言う方法論として賢いなと改めて思った。


良い悪いじゃなくてね。





ドレスコードを設定されてまで見に行きたくない、或いは自分は金を払っているのだからどんな格好をしていてもかまわないはずだ、と、いう考え方もある。


けれど、それは結局GO!FESで女子のいる最前に突っ込んだ挙げ句オフィシャルに注意されたヲタク系Perfumeファンの「俺は金を払って楽しみに来てるんだ」という態度と同じだと思うんだよね。金を払えば何をしてもオフィシャルから何かいわれる筋合いはない、っていうのがGO!FESで暴れたオッサンの言い分の根底にあるわけで。


ドレスコードってのはそういう客は切り捨ててもいいからほかの客の満足度を確保するというのが趣旨であるわけで、もしかすると金払いの良い客であるかもしれないヲタクっ「ぽい服装」をしている客を切り捨ててでも「メリット」があるってことが陣営にはあったのだと思うのですよね。それは結局「服くらい簡単に着替えられるんだからMEGがそう言うなら従う」という考え方の客と「指図されるくらいならMEGじゃなくて他の現場に行く」という客の選別は「できたほうが好ましい」ということであろうと思うのですよ。服を着替えるという小学生にもできるくらい簡単な指示にさえ従えない客が現場でオフィシャルの指示に従うかといえば、まず従わないんじゃないかな、と。そう言う客って、それがポリシーなのかプライドなのかはわかんないですけど「面倒」な客ですよ。高速握手しろとか突き飛ばされても我慢しろとか言うのじゃなくて、日本人ならヲタク以外はみんなやっている「処と場所に合わせて服を着替える」というだけのことに意固地になって「だったらMEGんなんていらない」と言っちゃう客はMEGだっていらんのと違うかな。


で、はっきり言って、Perfume陣営はどうすんのかなぁと、思います。GO!FESの惨状を見るだに、どっかで「望ましい客」と「そうでない客」の線引きをせにゃならんのじゃないかなと。それがどんなコードで線引きされるのかはわかりませんが、個人的には(去年から今年にかけてやったような)「ファンクラブ会員とそれ以外」という線引きはやめたほうが良いように思います。


その結果がGO!FESなんだから。