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行く先不明のパソコンblog

ばくわら 番外編 リリウム そのろく(改訂稿)

・ファルスに話しかけるリホ。無視するファルス。

・追いかけて、なぜ私の事を無視するの?と聞くリホ。自分の胸に聞いてみろというファルス。

・そんなファルスのことがたまらなく好きになっている自分に気づくリホ

・その傍ら衰弱していく田村

・医者を呼んでくださいと頼むリホ。ダンピールは短命種なのよ、もしかすると寿命かもと言う竜胆。

・ああ、この人たちは田村を助ける気はないのか、と、気づくリホ。

・隠していた通信機と銃を装備してクランからの脱出を決断するリホ。

・田村に脱出計画を話すが、彼女はもう動けるような状態ではなくなっていた。

・必ず救援を呼んでくるから、一週間持ちこたえてほしいというリホ。

・田村は泣きながらリホにすがってこんなところに置いて行かないでくださいと懇願する。

・置いてなんかいかないよ必ず助けを呼んで戻ってくるというリホだが、お願いだから置き去りにしないでと泣き続ける田村。もう精神が限界に来ていることは明らかだった。

・リホは密かに男子寮に行き、ファルスに事の次第を話す。カンカンになって怒るファルス。

・リホはファルス以外に田村のことを頼めないというが、ヴァンプの一員となったリホがいまさら人間の里に一人で向かうなんて自殺行為だと反対するファルス。

・ファルスは人間の里に行くなら自分もついていくという。監督生としてクランの生徒を守る義務があるという。リホは、必要ないというが自分を連れて行かないならこのことを紫蘭たちに話してリホを懲罰房に閉じ込めるという。

・そんなことしたらその間に田村が死んでしまうというリホ。ファルスはそうなったらもう人間の里に行く理由もなくなるじゃないかと答える。もし田村が死んだら一生ファルスのことを恨むというリホ。

・君は昔からどうしてそうわからずやなんだ!と怒鳴るファルス。

・反射的に「人のこと言えた義理!?」と返したリホは、言った瞬間に違和感を覚える。昔ってどういう意味よ、私たち、会ってからまだ半年も経ってないのに。

・ファルスはバツの悪そうな顔をして、昔、君みたいな子がいたんだ、その事を思い出していたんだ、という。

・それって、ユウカっていう子の事?

・どうだっていいじゃないか、とにかく、ダメだ。そう言って寮の中に入ってしまうファルス。

・ファルスのことを諦めたリホはチェリーにこっそりと田村のことを頼む。怯えた顔でダンピールの子の面倒なんて、というチェリー。私には絶対無理というチェリー。そこにシルベチカが現れ、自分とキャメリアに任せてという。その後ろに離れて立っているファルス

・ファルスは親方様から二人で外の世界に出る許しをもらったという。リホはファルスに時間がないのもう今夜出かけたいのという。ファルスは明日朝早くにここを発とうと言う。

・夜、一週間分の食料を袋に詰めているリホ。そこに現れるチェリー。

・チェリーは、田村を守れないと言ったことを詫びる。でもダンピールの子を守るなんて私には、という。仕方ないよ、自分だってあの日、同じことを田村にしてしまったというリホ。

・今でもなんであんな言葉が口をついて出てしまったのかわからないと後悔の言葉をつぶやくリホ。

「お願いだから置き去りにしないで」と懇願する田村の「最後の願い」のシーンは「デリコの兄弟」、「昔、君みたいな子がいた」と話すファルスの短い回想は「諦観のクラウス」、チェリーが田村を守れないことを詫びるシーンに流れるのは「過ぎ行くクランの日々」をそれぞれ流用。