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行く先不明のパソコンblog

平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

見てきた。予告からは想像もつかないような内容。555と地続きの内容で、テーマは「死者が蘇る世界で蘇った死者である巧が己が生きていることに葛藤する」という内容だった。悪の計画によって草加が蘇ろうとするのだが、巧はそれでも良いのではないかと一瞬思うが、やはりそれは許されないこととして草加を再び葬り去る。このストーリーの骨格に士と祥太郎が絡む。紘汰は前半をのぞいてはあんまり活躍しない。晴人に至っては「いたのかよお前」状態である。戦隊は非常にどうでもいい賑やかしという感じ。昭和ライダーは、神敬介以外は本郷も含めおまけである。戦闘シーンでシンが非常に活躍するのが謎だ。

問題があるとすると、巧が「生き返った死者」であることが劇中あまり語られていないので、なんで葛藤(あるいは自分が生き残ってしまったことを後悔)しているのかがいまいち観客に伝わりにくい。生き返った少年はもうひとりの巧であり、少年の霊が救済されることを示すことで巧の魂も救済されるわけだが、そこがうまく生きていない印象があった。

他のライダーは、ディケイドの旅の意味が「己の死に場所を探す旅」であるというキーワードが初登場。次回作に期待だが本当にディケイド本編はゆっくりとしか進まないなぁ。。。繰り返すが晴人はなにしに出てきたんだこれ。祥太郎はテーマを背負っていない代わりに、探偵として物語を転がしていく役割。紘汰はお祭り映画だから出ました的な印象で、まさか、現役ライダーがこんな扱いとは。昭和ライダーは神敬介がフィーチャーされているが、なんでフィーチャーされたのかイマイチ意味がわからなかった。


トクサツは安っぽい東映トクサツ健在である。本当に安っぽい巨大戦であった。東映トクサツはこれじゃなきゃとは思った。


そんなところ。全くだめな映画とは言わないが、555の映画なら555映画と言ってくれないと驚くよw

次は剣の最終回の「次」の展開に期待だな。ディケイドの旅はいつまで続くんでしょうかね、


追記 あと「実は芝居を打っていたんだ」「打ち合わせしていたんだ」を何度繰り返せば気が済むんだ。いい加減そこから卒業してくれ。海東だって怒ってたじゃないか(だからってメカで暴れなくても。。。)