これをテーマに書きたいけどねむたいなぁ。
アイドル戦国時代の最終的な戦闘の帰結というのは「経済戦」であって、経済的利益を最大化すると「売れた」「スター」になるし、敗者は「赤字」「活動資金枯渇」「解散」つまり消滅するわけだ。
アイドルに勝ち負けはないというのは、アイドルはウンチもおしっこもしないというくらいの建前であって、実際には負けたアイドルは滅亡し、勝ったアイドルは栄華を極めるのだから、そういう戯言は言わないほうがいい。そう言うのしおりんだけでいいから。しおりんはガチ!しおりんはトイレ行かない!
じゃあ、具体的にはどんな戦いがあるかというと、これは「拠点攻防戦」であり。であり陣取り合戦である。事務所やレコ社のロビーのテ売りが一番小さい陣地で、そこから近隣の拠点を陥落させながら拡大していく。拡大すると、リアル店舗のCDショップが「推して」くれるようになり、そこに客も集中し、売上もそこ中心に上がる。こういう「拠点」を全国レベルまで拡大させることに成功すると、かつてのハロプロやPerfume、そして現在のAKBのような巨大な売上と支持層を持つビッグな存在に成長するわけである。
だがここで問題がある。有力なCD販売実店舗は限られているということである。そして売り場面積見限られている。金を掴ませれば面陳してくれるようなやわな店舗は皆淘汰された(昔のHMVとかWAVEね) 今生き残った店舗は「自分のところの地区で人気や知名度があり売れ行き良さそうな」アーチストのCDを置きたがる。そらそうだ売れるから。そこに売り込みをかけるためには、その地区のライブハウスなり、公会堂なり、ホールなりで「実績」(それが波及して売上増に繋がる実績というのも必要だ)を挙げなければならない。鳴り物入りで売りだしたはいいが、渋谷公会堂一つ満員にできないアーチストを渋谷のCD店が推すだろうか。名古屋で全く知名度のない東京のアイドルを栄のHMVが推すだろうか。
そこで、ビッグになりたいアイドルは、大規模小売店の近くで「実績」を上げてアピールすることで、自分の「陣地」の一つにするわけである。勝者が奪った店舗の床面積分が敗者から削られ、そこで負けた側は経済的な損失を被り、負け続ければ「活動ができなくなる」わけだ。
したがって、主要な拠点をめぐる各陣営の攻防戦は実に見所があり面白い。次はそう言うのを書きたい。