いまさらエレクトロ
揶揄る意味じゃなくて、どうも来年は「いまさらエレクトロ」というムーブメントがやってきそうな気配だ。誤用としての「ポストエレクトロ」の対極に立つ様なサウンド。
まずスマイレージのこれ
ショートカット/スマイレージ
主旋律が80年代のテクノ歌謡で、トラックが若干古めのbpm早めのキラキラという「2011」年に売る曲とは思えないような質感が特徴。歌唱法がハロプロ発声になったままなことに疑問符がつくが、これはもうystkあたりがプロデュースして、レコーディングブースで歌い手を「泣かす」くらいのことまでしないと治らないんだろうなぁ。。。
次にAKBのこれ
Dear J/板野友美
若干bpm遅めの四つ打ちサウンド。韓流の影響を色濃く感じるリフが印象に残る。ボーカル加工(変調)が中途半端で惜しい。もっとトラックになじむまできちんと仕上げてあげたらいいのにと思うが「曲としてよいより商品としてどうか」が優先する日本のメジャーの限界か。
歌詞はいかにもAKBっぽいのがアレ。
しかし、2曲ともトラックがシャカシャカして五月蝿い。パラパラじゃないんだからそんなにシャカシャカさせなくともいいのにね。
こういう曲がこれからぼつぼつと出てきそうな2011年ですが、こう言うのをひっくるめて「いまさらエレクトロ」と呼びたい。と。