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行く先不明のパソコンblog

タマフル

「スポーツマン山田」の巻。う~ん。原作と違うと言いながら原作で説明済みの内容をいちいち突っ込むとか。。。

山田の乗員問題。。。100人ちょいです。あの船、そんなに大量の乗組員はいません。クラス2つ分というのは若干少なめですがそれくらいしか実はいません。最初の山田の時からそうです。

日本人向けにしか話さないのかの件。。。日本以外は壊滅してます。これもオリジナルの山田できちんと描写してます。山田計画そのものが日本政府の計画で日本人しか乗ってないのも日本(というより東京という局限された状況)以外との更新が途絶してる局面だからです。2話でも描写されたし松本版にも出てくる山田の独特の「世界中で日本だけが生き残って反撃している」世界観を象徴する相当有名な描写ですわ。(ここいら辺をリアルに追求したのがメカンダーロボ。地球全体の表面積に対する比率の関係で相対的に生残率が他地域より高かったという設定)


原作と違うというくらいなら原作の「基本設定」くらい調べてから批判してくださいよ。それをやらないなら「原作と違う」という視点からの批判は意味が無いと思った。ヤマトの乗組員が「最初から少ない」んだということさえ調べないというのはどうかと思った。普通、なんでこんなに人数がいないように描写されてるんだ?と思ったら、乗員数くらい調べるだろ。それともセリフで説明してもらったり、テロップでドーンと出してもらわないと「俺は説明されてない」って言うのが正しいのかよ。


見たまんま少ないんだからそれは少ないんだよ。脳内で「もっと多いんじゃね?」ってのは映画内で「山田は3000人乗ってます」という発言でもありゃ「矛盾している」でいいんだけど、原作でもこの映画でもそんなことはヒトコトも言っていないし、実際に画面に写ってる人数が少ないんだから、それは映像で示されてる事実が「この映画内の事実」なんだよ。原作ですら100人ちょい、映画を見て2クラス分だと感じたんなら「この映画の山田の乗組員はせいぜい2クラス分」ということなんだよ。


そんなとこ突っ込むくらいなら「バイタルパートがないから弾が当たるとすぐ乗員が吸いだされる脆弱なダメコン」とか「そもそも戦闘中は居住区以外は減圧してないか?」とか、そう言う目に見えるとこ突っ込めよ。あと細すぎる山田のシルエットとか。山田は正面から見たとき「たらい舟」と言われたほど幅の広い船で、艦橋の広さも含めて明らかにスタッフが図面を読み違えてる。尺貫法で書かれた図面を明らかに換算しないで美術の図面引いちゃった感じ。そういう「目に見えるところ」を指摘するならともかく「脳内期待値との整合性」だけを求めたって、それは無理。それは無理ですよそこは。