諦めないレプロが3度目の正直として新編成した9nineの新路線シングル第一弾。
- アーティスト: 9nine
- 出版社/メーカー: SME
- 発売日: 2010/12/01
- メディア: CD
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当初、9人組で始めた9nineだがデビュー時には8人に減っており、途中で5人編成の通称「5人9nine」としてしばらく活動をした後、今回改めて9nineとして再編成されたのはご承知のとおり。
3曲入りシングルでありその内容は
M1...アニソン
M2...エレポップ
M3...デジロック
という構成。全体的にパンチの足りない主旋律の後ろに「アレンジ」としてのトラックが製作されており、骨格としてはJ-POPがベースとなっているように聞こえる。アイドル戦国時代と言われる2010年最後発の参入組としては個性(アイコンとしての)にやや欠けると言わざるをえない。あのバトン部を聞かされたあとではなおさらだ。外観上K-POPライクなスタイルの衣装で踊る9nineだが、曲の骨格があくまでもJ-POPベースというところにプロデュース体制の弱さを感じる。SMEの限界か?
はっきり言えば「刺激が足りない」
アニソンやだたのJ-POPとしてだけ聞くなら普通の出来であり悪くはないが、今年、何気に各陣営が爆上げしてしまった「アイドル音楽」の水準を期待するとやや物足りなさを感じた。次回作で「まだ誰も手を付けていない鉱脈」への方向性を模索することに期待したい(突飛もないことをしろと言ってるわけじゃないので念のため)
おすすめ度。。。☆☆(水準のアニソン。2010レベルのアイドルPOPSを期待すると肩透かしを食らう。いわゆるアゲアゲakiba系でもなく、2003回帰した高水準アイドルPOPSでもないところにプロデュース的な歯がゆさを感じた)