結構誤解がありそう。ユニオン系はメカノに限らずPerfumeを黙殺して来たことに首を傾げてきた身からすると割と腑に落ちる内容。
「異形すぎて扱いかねた」が本当のところだろう。
2003年にPerfumeの今を予見しろったってそら無理だわ。確かに凄い音は鳴っている、でもいつ路線変更して(テクノポップの)シーンから消えて行くかわからない、じゃ、個人商店では危険すぎて扱えない。それは理解しようよ。
Perfumeというのはとにかく奇跡なんだ。もしメカノの店長がPerfumeに賭ける気になることがあるとすれば、それは唯一「西脇綾香と直接話をする」以外にはなかったと思うよ。それは実現しなかったんだから、いくらなんでも個人商店にそこまでの博打は無理無理。
逆に大なり小なり、ブレイク直前くらいまでの西脇綾香の言葉を聞いた人間はこの人の異能ぶり異才ぶりを徹底的に脳のシワに刻みつけられて「よほど事務所が下手なことをしない限り」Perfumeは絶対にブレークすることを確信できたわけで。ユニオンってのは悪いけど、輸入音源絶対主義なところがあって、ライブに積極的に足を運ぶという感じはないんだよねw だから、ユニオン系はライブでの西脇綾香という人の無茶苦茶さに触れることがないまま「これはインディーズじゃないから商売にならないだろう」と判断して扱わなかった。それだけのことだと思うよ。
これは逆にPerfumeがインディーズだったら扱った、ということなので、別にメカノの店長やユニオンがPerfumeを評価しなかったということにはならないと思います。まぁ、徹底的な過小評価ではあったとは思います。
たかがJ-POPという程度の制約、我らの西脇綾香ならなんとでもできたに決まってるじゃないか!