Sparks/Perfume
キモノ・マイ・ハウスで知られるSparksはイギリス的なサウンドからイギリスのグループのように思われがちかもしれないがれっきとしたアメリカのユニット。
Sparks/Get in the swing
典型的なブリティッシュサウンドを聞かせるイギリス時代。
Sparks/I´m not
ロキシー風のI'm not. ビートルズからの影響も感じる。
Sparks/Breaking out of prison
ジョルジオ・モロダーに傾倒していた時期の作品。この時期の作品はサウンドといい方向性といいNew Waveど真ん中に聞こえる。本人たちはそう捉えてはいなかったかもしれないが。
Sparksを一言でいうと攻撃性の欠けたROXY MUSICだろうか。風刺に満ちた歌詞、奇妙にネジ曲がった旋律など聴き所は多いが、全部ロキシーで足りるじゃんで済ますことが出来そうなところが彼らの泣き所ではないだろうか。そのためにサウンドカラーを時代とともに大きく変えたSparksだが持って生まれた資質が「イギリスびいき」というところにこのユニットのウリとアキレス腱の二面性を感じる。