なんか2007年の状況とよく似た2010年の状況。
先行チューン TSPS(2007)>ナチュラル(2010)
両A面シングル チョコ(2007)>不自然(2010)
DVD Bitter(2007)>Perfume75分!(2010)
大型タイアップ付き新曲 ポリリズム(2007)>Lovefool(2010)
大型タイアップ AC(2007)>PEPSI(2010)
夏フェス出演 サマソニ大阪(2007)>RIJほか(2010)
秋季大規模興行 ポリ荒らし(2007)>東京ドーム(2010)
攻勢作戦をとるためにはリソースが必要であり、これまでPerfumeは包囲網を敷かれリソースを枯渇させられる一方の戦いを強いられてきた。大型タイアップと言ってもACは各代理店持ち回りのサンクチュアリ、Pinoは汚れ仕事(詳しくは森永ヒ素ミルク事件参照)、コーセイは取れても資生堂は取れず、噂に上った大型タイアップもみんな潰れてしまったのが2008年と2009年のPerfume状況だった。ところが2010に入って突然アパレルと清涼飲料水(天下のサントリーだ!)のCMタイアップを取って大規模露出ができるようになった。やっぱボルガ河を後ろに持ったスターリンググラードは落ちなかった。そういうことじゃないだろ。
これはおそらく2007年にPerfumeがブレイクして以来敷かれていたABOD包囲網(AVEX、バーニング、音事協、電通)に風穴があいたことを示すものと思われる。なぜそのような状況になったのかは謎だが、とにかくもう絶対に無理と思われていた西部戦線への兵力集中と反転攻勢が実現した。目標はパリ。ナチュラルに恋してはパリに向けて進撃を開始したPerfumeの勇姿を示す宣撫映画だ!
あ、つまりモスクワで水兵が反乱を起こしたとか?
それはともかく、作戦内容がが2007年の開戦直後のそれと酷似していることが気になる。もしかして指揮官の首がすげ変わったのか?ついでに曲調まで先祖返りしているっぽいのが謎だが。。。っていうか、2008年後半にこういう展開が(曲含め)実現していると相当違ったんだけどなぁ。。。