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行く先不明のパソコンblog

音のスピード

気温で変わる。一方で波形による「スピード感」は湿度の影響を受ける。この相関が言語の発音の仕組みと脳の有効音判定テーブルの構築に大きな影響を及ぼす。一定の湿度と気温に保たれた無響室で成長する耳を基準に音楽の心理的影響を論じても意味がない。

結局、特定環境下で

最もエネルギー効率がよく

減衰せず遠距離まで届き

途中で波形が化けず

スピードのある

「発音方法」が情報のプロトコル伝搬に用いられ、それが「有効音」としてフィルタリングされ、それ以外の発音方法あるい波形は「無効音」と判断されそもそも自意識内には入ってこない(環境音として利用されるべくプロトコル解析とは異なる処理系に回される)

これにどのような現象が起きるかと言うと、日本人にはRとLの区別がつかないし発音もできないという話になる。Rというのは口を「あ」の形にしたままラリルレロを発音することで実現する発声。Lというのは口を「え」の形にしたままラリルレロを発音することで実現する発声。言葉で書けば簡単だが、そんなことできるだろうか?また、聞き分けることができるだろうか。答えは簡単でそんなことはできない。日本人には。日本の環境では「あいうえお」の母音をきちんと発生した方が情報の伝播が「堅い」ので「ラリルレロ」を二通りに発声仕分けるメリットがない、そんな発声をしても近距離ならともかく遠距離では波形が化けて同じ波形とみなしてよいくらいまで情報が「丸まって」しまう。従って発声し分けるメリットがないので発声し分けないし、発生し分けないのだから聞き取れるようにはならない。訓練すれば聞き取れるようになる?ならない。なぜかというとRの殆どの音、Lの殆どの音は、ラリルレロを発音するときに口に形が変化する際に実際には発声されている音だからだ。しかし、その音は「音としての意味はなく、口の変化に伴う経過音である」と判定され「無効音」扱いになる。だから、日本語ベースの耳の持ち主がいくら頑張ってもこれを聞き取ることができるようないならないし、聞き取れないんだから正確に発声もできない。発声したとしてもヘッドフォンベースの「距離に左右されない」音であればともかく、グラウンドの端と端で向かい合って発声しても相手に届くころには「同じ波形」(とみなしてよいと脳に判定される近似した波形)に化けてしまっているのだから、実質発声していないのと同じだ。もし本当に会得した人がいたとしたとしたら、その人は日本語のラリルレロの聞き分けができない人になってしまうだろう。英語がペラペラなんだけど、だから日本語が聞き分けられなくなってしまった、なんてヤツ、発達過程の子供ならともかく、大人になってからそうなったなんて奴聞いたことがねぇ。