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行く先不明のパソコンblog

マスコミ、というか大新聞の陥穽

ゴシップ中心主義=広告収入目的の安定部数確保路線 の破綻じゃないかなと。


よくニュースを表現するたとえに「犬が人間を噛んでもニュースにはならないが人間が犬を噛めばニュースになる」という代物がございます。主眼としているのは「大衆の耳目を集めるもにの常に例外的な事象である」ということではないかと思います。

私たちは新聞やマスコミにそんなものを求めているでしょうか。いませんよね。私たちが新聞やマスコミに求めるものは「事実」であって「例外的な事象」ではありません。例外的な事象というものは、「事実」(事象)全体を情報をとして捉えた時には「ただのノイズ成分」でしかありませんから、むしろ新聞やマスコミに「報じてもらいたくない」=「意味がないどころか全体層をぼやけさせる害悪でしかないから積極的に排除してもらいたい」事象の典型的なものであります。


だから、ネットの発達によって新聞やメディアの伝える情報の大部分が「人が犬を噛んだような代物の集積」であることが明らかになった時点で「これは時間を割いてまで係わり合いになる代物ではないな」となってしまったわけで。

いわゆる「正確な情報」を掲載しないと部数が確保できず経営に齟齬をきたす「クオリティペーパー」がわが国では明治時代に滅びたというのが大きいんでしょうな。

朝日、毎日、読売は瓦版の流れを汲む「大衆紙」(イギリスのサンとか)の仲間だからなぁ