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行く先不明のパソコンblog

なんか

TBSのラジオに野田社長が出て、審判に猛抗議したとか言ってたらしいですね。抗議の内容は知りませんが、今回の審判も「ボディコンタクト全般」をほとんど流すレフェリングに徹していました。フットサルとサッカーの決定的な違いはコートの広さとそこにいるプレイヤーの人数から導き出される「単位面積あたりの人口密度」の差にあるわけなんですけど、なぜサッカーでは許される範囲のボディコンタクトがしつこくファールで取られるかというと「あの密度でサッカーと同じボディコンタクトを許すと危険すぎる」からですね。簡単に人同士が触れ合うことの出来る狭い範囲で全力で動き回る人間同士が接触するスポーツというのは「格闘技」で「球技」ではありません。「球技」としてのフットサルをルールから導く形で成立させるために必要なのが「ボディコンタクトの禁止」で、これをきちんと徹底させないと「まず試合として成立しない」ことになります。サッカーの場合、ボディコンタクトが起きる範囲まで接近するには相当な「努力」が必要になりますし、その上で接触するなりしないなり、どのように接触するなりしないなりというのが起こるわけなんですけど、フットサルのあの狭いコートでは「偶発的な接触」が「プレイヤーが積極的にそれを避けない限り」必ず起きてしまいます。

フットサルというのは「プレイヤーが積極的に身体接触を避ける」スポーツです。そして、審判はそのことをプレイヤー相互に徹底させて試合を円滑に進行させる(レフェリングというのはそういうことですから)役割がまず求められる。素人にそんな厳しいことをとか言う意見がありますけど、素人だからこそ安全の基本中の基本である「身体接触の積極的な回避」をまず第一に骨身にしみるくらいきちんと理解させてやらなければいけないのではないでしょうか。

決定的なピンチの時に自陣PKエリア内でボールを持った相手選手の足元にスライディングタックルをかましたまんまひっくり返ってる選手を無視して、ひっくり返っている選手側のチームのキックインでリスタートさせる審判を見て悲しくなりました。「削る」というのはああいう行為をいうのだし、あの決定的な局面はああして防ぐのがやむをえないくらいピンチだったけど、その結果としてのPKは流れとして一番綺麗でしょ。そういう流れをことごとく潰しているのが今のフットサルの審判なんだよね。タックルの結果、相手の足には届かずにボールだけ飛び出したから「安全」なプレーだと判断した?次はそのタックルが足首に命中するかもしれませんよ?審判はそれに対して責任取れるんですか?

フットサルという競技ではフィールド内の選手の安全に責任があるのは(選手でも監督でもサポーターでもなく)「審判」なんだから、きちんと責任あるレフェリングをしてくださいよ。改めてお願いします。