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行く先不明のパソコンblog

雨と夢のあとに 第二回

本田有花が出てるんだね、これ。いや、普通の役者さんで砂。

もう1人のイモっぽい友達は葵(スターダスト)だった。やっぱリアル同様にイモっぽいな。

物語は肝心の霊になった少女はなにが原因で死んだのか、何で学校で地縛霊になったのかが明快にされていないので、自分が母親を信じていないから母親から自分が見えないんだ、というクライマックスの盛り上がりを欠く原因につながっている。これだったら別に学校から話を始めなくともよいと思われるし、また、常に制服を着ている意味もない。脚本はキャラメルボックスの人らしいんだけどね。あんまりよくはないなぁ。

第一回はテンポよく進んではいるんだけど、警官の霊が冒頭で「少女を守って殉職した警察官」なのかどうかがよくわからないというのは困りものだし、その警官の霊が霊になって帰ってきた父親がやはり霊であることに気づかないというのもどうなんだろう。なんせ第二話がいきなり地縛霊に挨拶されるところから始まるわけで。

もうひとつ気になった点は、木村多江の役どころ。原作モノなので売れない絵本作家という設定とあいまって原作者の分身的な存在なのだろうけれども、この作品のロジックからするとこの女も霊であるほうがプロットとしては面白い。父親が死んで霊になるまで隣同士なのにその存在に気づかなかった、というのは「実はそれまでは存在していなかった」とひっくり返すムードぷんぷんなのに、一話でいきなり女の部屋の画を見せてしまっているのはよろしくない。あらま欲しい展開として、女の部屋の画は最終回まで伏せておいて、いざ踏み込むとそこは空き家なのだ。これくらいの常識的なひねりが欲しい。

つーか、タイトルバックを見る限り、真っ赤なコートを着た木村多江はとてもこの世の存在には思えないんですけどねー(^o^; この先どう展開させていくつもりなんだろう>スタッフ

あと、劇中でかかってるのは「沈める寺」? 中途半端なところでリピートされてるので気持ち悪い(ホラーという意味じゃなくて)んですけど…ちゃんとサビの部分まで演奏してください(違

竹之内の「サイコドクター」で「枯葉」の頭の部分だけが繰り返しかかってたり、この手のドラマのBGMって、有名曲を部分だけつぎはぎするので聞いていてこける事がおおいっす…