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行く先不明のパソコンblog

ペンタって

ペンタのレンズラインナップを見ていると、凄く無駄が多くて、かつ余裕がないことに気づかされる。端的に言うと、ズームレンズの画角を単焦点レンズでくまなく埋めようとするかのごとき中途半端な焦点距離のレンズの多さと、他方でAレンズとF/FAレンズでなぜか画角がダブってたりすること。

どうしてその無駄な努力を、同じ焦点距離で明るさの違ういくつかのレンズにまとめるとか、或いは、同じマウントなんだからAレンズとF/FAレンズで異なる明るさのレンズを残して少ない労力でバリエーションを広げよう、とかに振り向けなかったんだろう…31/1.8なんか28/2を作るか35/1.4を作るかにすればよかったし、43/1.9なんかFA☆50/1.2作ればよかったし、77/1.8なんか、絶対85/1.8作るべきだったっての。Aレンズもなぜか消えたのはFAと重ならないところから先に消えてしまったし、大体いつになったらFA☆135/1.8出すんだよペンタは!

ペンタってば昔から30mmとか120mmとか150mmとかわけのわからん焦点距離が多いんだよね。誰か(もちろんお客さん)がそれを望んだから作るんじゃなくて、単にペンタ社内で作りたいから作りました、つーレンズが多すぎる…もう少し真面目にレンズ作ってくれ…つくりとか性能じゃなくて、商品企画…なんか、揃えるのは楽でいいんですけどね。同じ画角で高い安いに迷う必要がないというのは。その画角はそれ一本しかないって言うのは…

タクマー系だと、SMCにするかSTにするか同じ画角で同じ明るさでも迷うし、ST85/1.9とSMC85/1.9とSMC85/1.8ではどれが一番いいレンズなんだ?とかいう「選ぶ楽しさ」に満ち溢れていたりして、そういう「楽しさ」をラインナップに復活させるともっとレンズ売れるんじゃないかなとか思ったりするんだけど…

だって、35/1.4と35/2があったら、ふつー35/2を買っておいて「いつか35/1.4ホスィ…」という夢があるじゃん。そういうのがあれば性能に対する現状の不満があるときに、ソリューションを他社への乗換えではなくて、手持ちシステムのグレードアップという形で求めるじゃん。そういう買い替えサイクルを喚起するような提案がシステム内にあらかじめ存在しないと、せっかくシステムもの作っても顧客の企業に対する忠誠心は長続きしないと思う。美濃とペンタはそこがへたなんだよ。商売下手。ニコンなんか真面目にラインナップ作るし、キヤノソなんか、ミエミエの仕掛けだけで生き延びてるじゃん。そういう風にしないと「客としてつまんないです」

ソニーとかも上手いよね。ゲイツ様のとこも上手い。インテルもね。