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行く先不明のパソコンblog

α7

ついに禁断の新機種投入(^o^;だって9xi本格的に使えないんだもん。今日までどうもありがとう状態です。

で、そのα7、使ってみるといろいろ面白い癖がわかって楽しい。MFモードでAF/MF切り替えスイッチを使うと、一発目はシングルAF、そのままシャッター半押し状態を続けるとコンティニュアスAFになったりする。ここらへん、xiシリーズ直系の間抜けさです。普通は、シャッター半押してコンティニュアスAFでピントを保持しながら被写体の動きを追い、ここぞと言うチャンスがきたときはシングルAFでだだだだだっと撮りたいじゃないですか。で、そのままコンティニュアスAFで撮りたい場合もあるから、それについてはそのように切り替えるカスタムモードを用意しておく、と。ミノルタはこれが選べない上に、優先度が逆になってます。MFモードからAFに指一本で切り替えられる利便性というのは、動いているものに対してピンを自動で送り続けられる、と言うことではないかと思うのです。でも、いざ撮影するときには、ピンが固定にならないと構図が決められないわけで、MF→→CAF→MFという流れが絶対に必要だと思うわけです。ピントを合わせてから構図を決めるのがAFの基本だとすると、構図を決めるときにはAFは切れているかロックされていないと困るのです。が、なぜかミノルタの思想は常に逆で、しかもこの部分をユーザーが自由に選択することを頑なに許さない。撮影者よりカメラの意思の方が常に優位にあるんです。このバカたれをユーザーの意思に従わせるためには、ツーアクション必要になります。たぶん、その間にシャッターチャンスは過ぎていることでしょう。

で、これがわがままな希望かというと、EOS-1は最初から、つまり15年近く前から、こんなことは当たり前にできますもん。親指AFと言うのは、まさにそのような機能であるわけで、シャッターボタンからAF機能を外し、専用のAFボタンを親指で押しやすい位置に配置した結果、被写体を追いつづける場合にはモードをCAFにしておき、親指でボタンを押しつづけてピンを送り、ピンを固定したい場合には離してレリーズし、ピンを送ったままレリーズしたい場合には親指でAFボタンを押したままレリーズすればいい…USMとあわせると、さらにピンを固定したあとピン位置を微調整できるわけで、AFカメラ界でキヤノンが頂点に立ったのは立つべくして立ったのだなぁ、と言うことをつくづく思い知らされる合理的な設計であるわけで。

ミノルタもDMFという最終兵器を繰り出してきたからには、このキヤノソ型の親指AFを投入してくると思ったんですが、そういうことはできないどころか、xiシリーズ直系のおポンチな「カメラ様至上主義」を剥き出しにしているわけで、こういう三つ子の魂百まで的な性格というのは、技術屋を何人シベリア送りにしても変わることはないんだなぁ、と、つくづく思い知らされました。

ただ、バカちょン的オートカメラとしては、xiシリーズなんて足元にも及ばないスゴイ出来なんで、そういう使い方でがんばっていきたいと思います。それにしても、設計者の頭の悪さをつくづく感じるカメラだよ>α7

ただし、親指AFと言うのがキヤノンの特許で、他社は採用できない、と言うのなら話は別なんです。その場合は、ああ、残念だなぁ、と、いうより他はないわけで。実際のところどうなんすかね?