というわけで皐月賞である。
レース前から3強激突と言われ、リオンディーズ、マカヒキ、サトノダイヤモンドのいずれかが勝つと言われ続けてきたレース。だが、皐月賞にはあるジンクスがあった。それは「1月生まれの馬は皐月賞では勝てない」というものであった。さらに言えばここ10年では複勝圏すらないのだ。さあ困った。上位人気馬はほとんど1月生まれなんである。ただ、同じ傾向はきさらぎ賞にもあって、これはサトノダイヤモンドが見事にぶち破った。だが、はっきりとした傾向であり無理はできない。おそらく3強で素直に決まるとはとても思えない。
次の視点で見るとステップレースはどうなんだろうという話である。3強はきさらぎ賞、弥生賞組。しかしここ何年かの皐月賞の勝ち馬は全部共同通信杯組である。しかも直行が強い。
そう考えると1月生まれでない共同通信杯組が勝つことは明らかであり、その馬はディーマジェスティ以外にはないことがわかる。紐は当日は雨が振り、馬場が荒れ、さらには強風が吹き荒れるというわけのわからなさであり、全くわからなかった。
作戦としては、リオンディーズとディーマジェスティは単勝でまず押さえる。どっちが来ても資金が回収できる額を買う。次に、上位人気馬でなおかつ、1月生まれでない馬でBOXを組み3連複で10点、更に押さえとして上位人気馬で10点のBOXを組んだ。ただし1~4番人気+伏兵である。
レースはいきなりディーマジェスティが出遅れ、リオンディーズがかかって行っちゃうという個人的には大波乱から幕を開けた。3コーナーですでに先頭に立っていたリオンディーズに直線で脚が残っているわけはなく(そもそも前半1000m58秒4って基地外みたいなラップタイムはなんなんだよ!)これに襲いかかるサトノダイヤモンドとエアスピネル。デムーロはここで体当たり攻撃を敢行!サトノとエアは吹っ飛ばされて行き脚を一瞬喪失、そこに突っ込んでくるマカヒキ、と思ったらさらに外から電撃の末脚でディーマジェスティがごぼう抜き!絵に描いたような大逆転劇でディーマジェスティが皐月賞を制したのであった。
結論 共同通信杯勝ち馬なのに単勝30.9倍はおいしかった! 過去のデータから導けばこの馬しか来ないのに!
というわけで美味しい夕飯とPerfumeの初回限定盤に配当を使わせていただきました。ありがとうございました。
追記 実はタカモト式に熊本大地震→日本沈没→D計画 はっ!そうだっディーマジェスティーだっ!と閃いたのはあまり大きな声では言えないけど事実だったりして。。。