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行く先不明のパソコンblog

女プリキュアシリーズ!

「家出少女あゆみ ブルーライトヨコハマ」 主演:いしだあゆみ

同時上映:「抗争180日 赤羽橋戦争」

清純な家出少女に群がる手配師たちの魔手!お母さんごめんなさい、わたしトルコで働いてます。。。乙女の純情を汚す都会の甘いワナ!

女手ひとつで育ててくれた母親と口論の末、夜行列車に飛び乗った女子高生あゆみ。上野駅に降り立ったあゆみに親切に話かけてくる「手配師」たち。

行き場もなく上野公園のベンチに座り込むあゆみは手配師に騙されて新小岩のピンサロに。店で知り合った客の身の上話を信じたあゆみは男に言われるままに借金の連帯保証に判をつき、消えた男の借金のカタに五反田のトルコ風呂に売り飛ばされる。

同じように風呂に沈められた娘たちと一緒に脱走を図るあゆみだが逃げきれずに捕まってしまい、監視の厳しい黄金町の置き屋に監禁されホテトル嬢として客を取らされる。家出娘たちを食い物にすべくシャブを売りつけるヤクザたち。休みなく客を取り疲れきっていたあゆみも興味半分で薬に手を出し、やがてシャブ漬けにされていく。

ある日あゆみはホテルの待合室で見たチアガールの写真に望郷の念を呼び起こされ衝動的に置き屋を脱走して上野駅に向かう。関内の駅前に張り込むヤクザたち。電車では上野駅に行けないことを悟ったあゆみは横浜から徒歩で上野を目指す。あゆみが逃げたことを知った五反田のトルコ嬢たちが密かにあゆみの逃避行を手助けするが、ついに追手に追いつかれてしまう。ヤクザを相手に大立ち回りの末、上野駅にたどり着き、仙台行きの夜行列車に乗り込む。発車のベルが鳴るが閉まらないドア。刑事が乗り込んできて覚せい剤取締法違反であゆみに手錠をかける。ヤクザに密告されたのだ。手錠に繋がれたあゆみの目の前でホームを出て行く故郷行きの列車。神奈川県警のパトカーに乗せられ護送されていくあゆみ。

パトカーの窓越しに横浜のネオンサインを見たあゆみが訛りの入った口調で「街の灯りがとても綺麗ねヨコハマ」と歌い始めて映画は終わる。

みどころ いわゆる「風俗もの」映画。家出少女が定番の転落を繰り返す大筋にそって当時の風俗がレビュー的に展開する構成。女プリキュア的な要素は横浜から上野駅へ徒歩で向かうラストの大立ち回りに集約されておりやや唐突。いしだあゆみは「カラダ」で売るタイプではないためむしろ、ラスト、パトカー内でぼんやりと歌をうたうシーンに見られる地方出身者らしさの表情などが魅力。

完全に東映ニュー◯ルノ路線に転換した第2作。