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行く先不明のパソコンblog

Spending all my time/Perfume(ユニバーサル)

ユニバーサル移籍第二弾。

Spending all my time (初回限定盤)(DVD付)

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M1はPerfume初のEDM路線の一曲。だが「下品」の一言でくくられるギロッポン系EDMとは一線を画したような作品。

M2はすでに前作発売時には発表されていたドラムンベース曲「ポイント」 おそらくPerfumeドラムンも今回が初めてだろう(未発表曲などはわからないが)ユニバーサルのプロデューサーいわく「日本国内はコチラの方向性で行く」とのことだったが、世界的なドラムン回帰の流れの中で位置づけられる一曲であって(略)

M3はダブステップ曲。このリスム自体は「バタフライ」で聞かれたパターンではあるが、アレンジまで含めて本格的なダブステップ方向に振ってきたのはこれも今回が初めてだろう。

M4からM6まではインストが収録されているがこれまでのPerfume作品とは異なり、インストの方がむしろいい、ということはない。M4のみ若干M1を上回る出来にも思えるが、やはり「歌のない歌謡曲」になっているようにも聞こえる。

初物尽くし。このシングルを一言で評するとそういう事になると思う。初EDM、初ドラムン、初ダブステップ。ユニバーサルがPerfumeをどうしたいのかはよくわからないが「ダンス音楽をやるユニット」にしたいらしいことは

伺える。徳間がエレポップであることにこだわるあまり「ピコピコしたカラオケの上にJ-POPの旋律が載っている」歌ものにスブスブと足を取られていったのに対し、ユニバーサルはわからないまでも「PerfumeにJ-POPやらせたってしょうがないだろ」という程度の意識はあるように感じた。そういう意味で、この先どうして行くのかに注目が集まるわけだが、そういう以前に、今回のシングルはM2、M3ともにカップリング曲というよりむしろアルバム曲といっても差し支えないクオリティであるところに注目したい。トライアングルのアルバム曲がこの程度の水準を維持してくれていたらなぁ。。。。。。

おすすめ度。。。☆☆☆☆(EDMとして期待すると若干ずっこけるM1で少し減点。ただ、音がとにかく丸いのはこれなんかあるのだろうか。そこだけ気にかかる。前作は☆☆だったが、あれと比べてはいけない出来。こっちはおすすめ。あともう少しトラックが尖ったサウンドで鳴って欲しいのだけど。。。)