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行く先不明のパソコンblog

MJ presents密着!Perfume ドーム5万人ライブへの挑戦

東京ドームライブのドキュメンタリー。あ~ちゃんが親指の爪の手術(巻き爪か?)をしていたとか、いろいろな新事実が。また、「掟」の検討用撮影が見られる(衣装がねぇ以降のものになっており、そのためブルーバックを使用している>ねぇの衣装はグリーンがポイント)など、見所もたくさん。575のラストがほんの一瞬聞こえるんもポイント高し。あと、スポーンとコールが入ってドバッと溢れ出す西脇さんは必見。この人ホントにピンポイントに弱いねw

ksykのドーム感想についての謎を解く鍵は、ドームに到着した直後、会場にいるにもかかわらず「現実感の無さ」を話すところに垣間見られる。

今回MIKIKO先生が「大人」との交渉に当たってくれたおかげでドームを3人だけで実現することが出来た、と言って西脇さんが泣くんだけれど、それこそがPerfumeを迷走させた事の本質に対するコメントであり、稚拙な業界常識で物事を判断しPerfumeを崩壊へ誘おうとする「大人」(の陳腐極まりないギョーカイ「善意」)への回答だったのではないかと思う。

ドームは実行され、ギョーカイ常識を否定するだけで全てのパワーを費やしてしまい、結果として持てるパワーが成功≒観客の満足度とは異なるベクトルに向かったあたりがksykの「みんなに謝りたい」の根源になったのではないか、そういう感想を覚えるドキュメンタリーだった。

CDJ 10/11でPerfumeは「ギョーカイ常識」みたいなものを全てぶち壊すようなパフォーマンスをぶちかました。それはファンも非ファンも新参も古参も区別しない、目の前にいる全てのお客さんを満足させられれば何やっても勝ちだという挑戦的なパフォーマンスだった。

Perfumeにとってこのドームは壮大な大回りの終点に位置した「儀式」であり避けては通れなかった最大の難局であったことを改めて感じさせた。


結論 山車の名前は「Perfume号」


本来、Pefumeと「大人」との間に入って交渉役を務めるのはもっさんこと山本マネージャーの役割だった。しかし、その間にMIKIKO先生が入ってマネージャーとPerfumeの間を取り持つという図式は少し気になる光景だった。それはつまりもっさんが「大人」の側にいるということで、MIKIKO先生を連れてエレベーターで移動するもっさんの表情の「冴えなさ」が実に微妙に感じられるわけであった。