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行く先不明のパソコンblog

COUNTDOWN JAPAN 10/11 初日

と、いうわけで行ってまいりましたよ毎年恒例のCOUNTDOWN JAPAN。4日開催になって以降、集客の問題が常に付きまとうCOUNTDOWN JAPANですが今年も28日、29日は前売りがソールドせず当日券が出るという状態。前は29日がJ-POPデイになっておりその影響で全くチケットが売れなかったということもあったようですが今年はそれなりに出演者をまぜまぜにしたにもかかわらずこの始末。結局、「TVの人気者」を見るためにこの糞忙しい年末にわざわざ仕事を休んでまで1万円払いたいというバカはいないということじゃないかなと思いますが。。。それでもGO!FESとかやっちゃうのはなんですかなぁ。。。

今回見たのは

筋肉少女帯

miwa

MINMI

奥田民生

Perfume

RAM RAIDER

BUKU-TICK

の7組。入りが若干遅かったのでまず飯食ってから金少からスタート。しかしビックリするぐらいオヤジバンドしか見てないな。。。

筋肉少女帯...サポートドラムがファンキー末吉さんというおいしい編成。釈迦、ダメ人間など名曲の数々をドロップ。トークで段取りを間違えて場内が?となるところや、やたらゴダイゴリスペクトするところとか、自虐ネタ「おととしは、ガラガラからはじまってやっと一万人集めるのが精一杯で。。。」「人間40過ぎてもいいことはひとつもない。数年前、痛風にかかりました」とかそんなのばっかりw しかしダメ人間でXジャンプをひたすら決めさせるとか、ライブ自体が抱腹絶倒でたまらない面白さ! ああ、やっとオーケンにフロアをガラガラにしたお詫びができた。。。つーか、こういう機会でもないとなかなか見られないのでフェスって楽しい素晴らしいを改めて実感。

miwa...話題になっていたのでちらっと寄る。とんでもなくJ-POPでした。ありがとうございました。

MINMI...もう終わったろうと思ってEARTHステージに行ったらまだやっていたので参加。当然、ラストはシャナナ☆ フロア全員でタオル振って踊りまくるw この人のはこれだけやってるばいいや的な万足感で終了w

奥田民生...毎年まともに見れずに心残りだった民生を今回待望のフロントエリアで鑑賞。ちょっと書いておくと、今回フロントエリアは客の自主性に任せた入替制を採用して演奏中は「封鎖」するという初めての試み。周りを見回すと結構PerfumeTを着た客(それらの客は大抵バッグを肩からかけているという不思議な光景)がおり、この人達、本当に民生見たいのかなぁ。。。とおもていたのだけど。。。民生はひとり股旅の時とは打って変わってエレキ片手にバンドスタイルで名曲の数々を演奏。ギタープレイの時は動きまわるが基本歌うときはスタンドマイクの前から動かないのだけど、なんとこれが自分の立ち位置真正面。。。全部見えたよ!感動した!フェス万歳! ラスト、ギターを間違えて取りに行ってローディーさんに指摘されるとこまで全部見れた。

民生の「民生節」というのは改めて聞くと強烈で、PUFFYのために書いた曲とかも改めて「民生そのまんまなんだなぁ」と感じた。その意味でOPのPUFFYが見れなかったのはかえすがえすも残念。フロントエリアはノリノリで満足している層とお地蔵さんの2種類に分かれていた。勿体無いと思うけどなぁ、これにノらないというのは。

Perfume...フロントエリアから民生ファンが引いて後方待機していたPerfumeファンが前進。混乱なく入れ替え完了。全く入れ替えがなかったらどうしようとか思っていたのでまぁ、よかったんじゃないでしょうか。。。フロントエリアは早期に封鎖され、モッシュのふりして強引に割り込みをかけようというような「バカ」は完全に排除。これフロントエリア完全入替だったらどうなんすかね。それくらいあってもいいと思った。

セットリスト

00.FAKE IT(Short)

01.ねぇ

02.ワンルーム・ディスコ

―MC―

03.VOICE

04.マカロニ

―MC―

P.T.A.のコーナー(お正月ver.)

05.the best thing

06.Puppy love

07.ポリリズム

今年最高のPerfume。45分間、休憩が入ったのはワンデコの後、1回のみ。とにかく西脇大説法会。まずこの度肝を抜く選曲を見よ!不自然もナチュラルも抜きでこの充実した選曲。あのチルアウトチューン、ワンデコですら馬鹿な客踊りまくり!お前らこの後にエレワーとかシクシク来たらどうすんだ!?としか言い様のないバカっぷり!だが、それがいい!客を殺しそうなセットリストとバカみたいに踊り狂う客。これだ、これが本物のPerfumeのライブだ!

とにかく、余裕のあるフロントスペース、しかもオールスタンディングなんて反則!w そこにいきなりよもやのFAKE ITが暗転状態で流れ「え?あれ?まさか」と客が状況を把握できないさなかにステージに走りこみ、そのままFAKE ITを振りつきで歌い始めるこのサプライズ演出!よりもよって夢のFAKE ITがよもやの初演ですよ!あーた、これで盛り上がらなかったら嘘!間髪入れず「ねぇ」!手に汗握るアタックチューンの連発!続いて「イントロの盛り上がりだけならPerfume史上NO.1」のイントロ番長ワンルーム・ディスコ!ところが驚いたことに、客のノリが衰えない!今まで見たワンルーム・ディスコのライブの中で客の発狂状態がラストまで持続したのはこれが初めて!「昼間みたい」のパートでスクリーンに映し出される美しい入間市の夜景!(嘘 それをバックにお星さまことあ~ちゃんを隠すのっちとかしゆかの振りの美しさ!

ここでもう一曲来ていたら伝説の「お客さん死んじゃうライブ」(頭4曲やってしかも4曲目がよりによってコンドラw)の再現だったのだけど、まぁ、そこは残念。

一回給水休憩を入れるもののそれも惜しいとばかりにすぐにステージに戻る3人。とにかく、限られた時間に全てのパワーを注ぎ込もうという姿勢が手にとるように見える気合の入り方。客席をにんじんチーム、じゃがいもチーム、たまねぎチームに3分割などしてから「VOICE」、そして本日プレイするチューンの中では最もハードな「マカロニ」がスタート。開演前、ステージ上には袖にバンマスのMac、それ以外はスタンドマイクが3本きりという超簡素なセッティング(その簡素さはレボリューション後のSaori@destinyさえ凌ぐ!)でスタートしたこの日のPerfumeだが、そのスタンドを最大限生かした冬のキラーチューン「マカロニ」が観客を緩やかに横ノリさせて、続いてPTAのコーナーがスタート。そのままお正月スペシャルに突入!きちんと吹き込んだ「お正月の歌」をバックにお正月にやりたいことをマシンガントークで並べる「Perfumeの掟・お正月バージョン」がスタート!「お雑煮たべてお雑煮たべてお雑煮たべる」「ショッピングショッピングショッピングでお餅食べる」と可愛くまとめた2人に対して「なにしようかな。。。コマ回す!」と歌詞そのまんまをぶちかますのちお。。。おまえってやつは。サバイバルダンスを経て、RIJでも東京ドームでもやった(やったがやっただけだった)手振りのコーナーが最高に盛り上がり「なんかの集まりみたい!」と2度まで絶叫し、ついにかしゆかに「なんか怖~い!」と言わせるサディスティックな西脇神オソロシスw 手振コーナー中も止まらない西脇トーク「これはAKBではありません。。。じゃんけん試験より前に振りつけられておりました」とか腹痛くなるようなフレーズ連発。

そして、今年最後のサプライズ「The Best Thing」スタート。イントロの最中もひたすら客席を煽り続けるあ~ちゃん。そして、限定されたFCツアーのみで封印されていたPerfume2009年最高の名曲Tbtが3万人の観客を前に初披露。。。Perfumeの掛け違ったボタンがついに外された。客はいい曲「だけ」を求めてるんだから、誰でも知ってる曲とかシングル中心とか言わずに「イイ曲」だけやっていれば客は自然についてくるんだよ。客はバカじゃない。1万円払ってくだらない曲やパフォーマンス見たくない。ただいい曲だけ、それだけやっていれば結果は自然についてくる。まさに、その想いがステージ上から溢れてくるようなパフォーマンス。ドームですら否定されてしまった(だって知ってる人が少ないから)2009年の年度代表曲がやっと2010年のラストで解禁される。Perfumeの「遠回りの日々」が本当に終わったのを感じた。続けてラストの定番曲「Puppy Love」この曲もやったりやらなかったりでなかなか定着しないけど、のっちのなにか外れたような「タコ踊り」を見るためにはどうしても必要な曲なのでやってくれてよかった。そして最後にもう一曲サプライズ。「ポリリズム」一斉に客が柵前に殺到、こんなにスペースに余裕があったのかという感じでフロントエリアがすかすかになる。それくらいの圧縮。少モッシュが小さく起こりかけるが人数が少なくて断念。真っ赤な照明に照らされれた3人がポリループに突入、跳ね続ける観客。。。

これがPerfumeだ。そしてこれがPerfumeの客だ。良いものにはリスペクトを惜しまず、周囲の一見さんもステージ上も熱狂させる。そうでなければステージ上から活きの良いレスポンスもらえるわけないじゃないか。そうであってこそ本物のPerfuneのライブであって、僕は久々にPerfumeのライブに参加できて嬉しかった。首筋がひたすら痛かった。鍛えなければならないと思った。何年ぶりだこれ書くの。首筋が痛い、これがPerfumeのライブなんだ。今までのぬるいライブは全部ウソ。そう確信させてくれた疲労感と痛みだった。

RAM RAIDER...師匠のライブは毎度見ているが、今回のが一番良かった気がする。なんか、バカリズムのセリフがあんまり変わってなくて「流用?」とか思っちゃうんだけど、細かいところで変化しているので「ああ、吹込し直してるんだ」とわかるという。。。ゲストはやついいちろう。DJブースは神社をもした照明で神社の形を浮かび上がらせるのがコンセプトであるわけだけど、やついが出た瞬間に全消灯。なんて分かりやすい宗教問題なんだ!彼はお正月に初詣でに行けない宗教の信者だもなぁ、と感心してしまった。やついが去ると同時にブースは神社仕様に戻り何事もなかったかのように進行したが、この瞬間が一番面白かった。新曲「非実在ガール」はファンクビートが唸る軽快なチューン。界隈のファンクブームは本物だと確信した。一聴の価値あり>非実在ガール

BUKU-TICK...最近、アニメ主題歌で人気再浮上のBUKU-TICK。アニメの主題歌にはもったいなさ過ぎるハイクオリティな「年齢を感じさせない」演奏を堪能した。

つかれたので「くるり」と「ZAZEN」は回避。そんなところじゃよ。


総括:今日ののちおは「男の娘」 お父さんはお前をそんな風に育てた覚えはないよ!<ってかお父さんじゃないし