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行く先不明のパソコンblog

冬休み必殺大会

鉄のテーマ/平尾昌晃

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ブルースマーチをまんまパクッた鉄のテーマ。山崎努演じる念仏の鉄が殺しをするときのテーマ曲として使用された。

哀愁・殺しのテーマ/平尾昌晃

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テナーはサム・テイラー。テーマを大きく崩したバージョンも録音されたが(1話で使用)こちらのストレートな演奏テイクが採用された。サム・テイラーは前作「必殺必中仕事屋稼業」の後期録音でもテーマを演奏しているがハワイで偶然録音したテイクだという。

仕業人のテーマ/竜崎孝路

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仕業人セッションで録音された数少ないジャズテーマ。従来のセッションではジャズテーマを録音する場合インプロパート入のものも録音されることが多かったがこのテーマではなぜか録音されることがなかった。後テーマでアンサンブルが破綻しそうになるのが味噌w

反目する仕業人/竜崎孝路

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モータウン調のストリングスアレンジが唸る名曲「反目する仕業人」1話ラスト、主水が語る仕業人の真髄のバックに流れる。

剣之介のテーマ/竜崎孝路

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本来の剣之介のテーマはまったく異なる旋律・アレンジの別曲(1話の殺しで使用)だったが諸般の事情によりこの曲がスライドすることになった。この曲自体も1話で剣之介が婚約者を殺せないと話すシーンで使用されていたためそれほど無理な変更ではなかったが、それにしたって本来は被害者のテーマである。

出陣のテーマ/竜崎孝路

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仕留人の出陣のテーマと並んで非常に人気の高い仕業人版「出陣のテーマ」 必殺のトランペットは初期は日野皓正、後期は数原晋が吹いているがこの曲の前後は奏者がわからない状態。必殺といえばトランペットというほど重要な楽器であるため各作品ごとの参加ミュージシャンは解明して欲しいところである。

仕置のテーマ/平尾昌晃

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マカロニウエスタンをベースに流麗なストリングスを重ねた必殺BGMの最高峰「仕置のテーマ」 仕置人セッションはモリコーネサウンドベースのセッションとメッセンジャーズサウンドベースのセッション、そしてクロスオーバーベースのセッションの3種類のサウンドから成り立つ非常に音楽的に聴きどころの多いセッションである。一日も早い完全発掘を望みたい。

やがて愛の日が・殺しのテーマ/平尾昌晃

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日野皓正による哀切のテーマ「やがて愛の日が・殺しのテーマ」本来、仕置人の殺しのテーマは「仕置のテーマ」であり、この曲は出陣のテーマとしての使用例が多いが、1話、4話など印象に残る仕置シーンに使用されておりアクション色のない仕置テーマとしての強い印象を残した。

衝撃/平尾昌晃

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必殺シリーズのアレンジ担当竜崎孝路は元々フラメンコギター奏者だった。仕掛人セッションにおいて日本の「パコ・デ・ルシア」というべき「手癖そのまんま」のギターソロを大量に残している。セッションテープ、頭から聞くとひたすらギターソロが続くので聴いていて嫌になるんだそうな。

無残帳/平尾昌晃

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仕掛人1話は深作欣二による「プレ」仁義無き戦い。この荒々しい作風に対して平尾昌晃がつけた劇伴はなんとクールジャズ。続く仕置人がハードパップ志向だっただけにこのサウンド対比には唸らされる。

左内のテーマ/平尾昌晃

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初期必殺は個人別テーマ制を採用した。左内のテーマは西村左内の殺しのための曲。なんとティファナブラスベースの曲だ。この曲は2テイクあってもう一曲は多重録音でテーマがチェイスするというかっこよさ。

仕掛人のテーマ/平尾昌晃

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1話で延々と流れる殺しのテーマ「仕掛人のテーマ」 コーダ部の手癖違いで2テイク存在する。ナレーションバックにも使われていた。


夜空の慕情・殺しのテーマ/平尾昌晃

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仕事屋・殺しのテーマである夜空の慕情。この曲には当時竜崎孝路が数百万かけて導入したモーグによる主メロテイクも存在するが。。。時代劇にあってねぇ。。。

半兵衛のテーマ/竜崎孝路

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仕事屋ラスト曲であり、半兵衛最後の登場シーンに流れた半兵衛のテーマ。

仕留めて候/平尾昌晃

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「強い主水」全盛期のテーマである旅愁・殺しのテーマ。平尾昌晃の曲ではあるがアレンジした竜崎の個性が強く出た音の重ねになっている。

おまけ

瞬間の愛/中村雅俊

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渡し人主題歌である瞬間の愛。演歌の多かった必殺主題歌の中では異色のAORである。中村雅俊の意向で封印されていると言われているが物凄い名曲であり、また屈指の人気曲である。この曲のメロオケが渡し人本来の出陣のテーマ。

瞬間の愛・殺しのテーマ/平尾昌晃

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数原晋が吹いた殺しのテーマの中で最高の人気を誇る瞬間の愛・殺しのテーマ。とにかくテーマの頭を丁寧に吹いていて好感が持てる。途中から吹き飛ばし気味になるのが難w まぁ、仕方ないねぇ。

おまけのおまけ

夜空の慕情/小沢深雪

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仕事屋・殺しのテーマの原曲である夜空の慕情。主題歌である「さすらいの唄」で描写される男女の関係を女性側から歌った名曲。

さすらいの唄/小沢深雪

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仕事屋主題歌「さすらいの唄」 最終回、テロリストとなって各地をさまよう主人公(これは血風編までの非主水シリーズ全体のテーゼであった)がヒロインを想う心情を歌ったとされる名曲。そして、この二曲を足して二で割ったお得な楽曲がまさに「瞬間の愛」であった。