John Denver/Rocky Mountain High
ジョン・デンバーはカントリー/ソフトロックの歌手。ここで言うソフトロックはサイケのことではなく、ソフトなアメリカンロックのことである。
John Denver/太陽を背に受けて
スローな太陽を背に受けて。当初B面で発売されたが、やがて全米No.1となる。ショーなどではこの曲がラストを飾った。
John Denver/緑の風のアニー
人気曲、緑の風のアニー。この曲のイントロが流れると観客がわっと沸く。美しいアルペジオ、厚みと温かみのあるアレンジ、ジョンの歌声、最高だ!
John Denver/悲しみのジェットプレーン
PPMのカヴァーで有名になった悲しみのジェットプレーン。ベトナムに出征する恋人との別れを綴った歌とされる。
オリビア・ニュートンジョンのカヴァーで有名な「故郷に帰りたい」はコロラド州生まれのジョン・デンバーが超テキトーに作ったウエストヴァージニア州の歌。歌詞のあちこちに出てくる地名のほとんどがウエストヴァージニア州じゃなくてヴァージニア州の地名だったという。どうしてかというと、彼は一度もウエストヴァージニア州に行ったことがなかったからだ!
またテキトーというかなんというか、緑の風のアニーには「アニー」という歌詞は出てこない!これもすげーw
John Denver/Mother Nature's Son
ポール・マッカートニーがジョン・デンバーのために書いたMother Nature's Son。初出のビートルズ盤よりも派手目な仕上がり。
緩めの有名曲ばかりではさっぱりしまらないので少し強めの曲を。
John Denver/Wooden Indian
タイトルがもはや放送禁止級の Wooden Indian。安っぽいフォークもどきがジョン・デンバーではない。そんな奴にビートルズは惚れたりしない。
John Denver/The Eagle and the Hawk
力強いアメリカンロック路線のThe Eagle and the Hawk。結局「所謂ロック」にはこの感覚がない。
John Denver/The Harder They Fall
最後に、単純に「所謂ロック」をやっているジョン・デンバーの勇姿。こういうのはポルノとか得意そう。
おまけ
John Denver/This Old Guiter
John Denver/Fly Away
最後に、おすすめを2曲。Fly Awayはアルバム準拠のアレンジなのが残念。サビでタイトルをリフレインするところを本人が伸びやかに歌うフッテージもあるはずなんですが、今回見つけられなかった。ちょっとアレンジが過剰だと思う>元アレンジ